TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

ドキュメント72時間「長野 天空の絶景を眺めて」

2019年12月14日 | 旅日記

昨日の晩にNHKで放送されていた番組、ドキュメント72時間「長野 天空の絶景を眺めて」を見ました。長野県の阿智村にある、ヘブンスそのはらの天空の絶景が取り上げられていたドキュメント番組でした。2002年の7月に家族と一緒に一度だけ、ヘンブンスそのはらのゴンドラに乗ったことがありました。そのときはほとんど花々が咲いてなかったことしか覚えていませんでした。絶景を眺めることができなかった印象も残っていました。星空がきれいなことで最近有名になっていたのを知った富士見台高原のゴンドラですが、星空だけでなく、秋の紅葉の時期も素晴らしいなあとこの番組を見て思いました。天空の絶景と呼ばれている景色を眺めに来られた方々がインタビューに答えておられて、それぞれの方々がこの絶景を見に来られた理由やそれぞれが抱えておられるご病気やご家族の事情などを見るとそれぞれの方々のそれぞれの人生の機微を感じました。素晴らしい天空の絶景を眺めることで元気をもらえたり、癒されることがよく伝わってきた番組でした。もう一度、紅葉の時期にまた訪れてみたいなあと思いました。辛いとき、悲しいときなども、雄大な景色が人を癒してくれ、大切な人とその景色を共有することで新たな一歩を踏み出せることが多いかもしれないと感じた番組でした。

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伝言板

2019年12月14日 | ひとりごと

最近の日課として、父宛に伝言板を書くことが増えました。高齢になってきた父にその日の予定や晩御飯のことなどを朝や前の晩に伝えるのですが、記憶しておくことが難しくなってきたということで、何回も同じ内容のことを聞かれる毎日が続いていたのです。一応口頭で伝えて、冷蔵庫に用意した白板にも口頭で伝えた内容と同じことを書いておき、忘れたらそれを見て欲しいというやり方が父がよく理解してくれる一番最適な方法になりました。先日、母が入院していた病院から、最後の入院費用の請求書が届き、父が病院まで支払いに行ってくれました。領収印を押してもらうことやテレビカードを返して代金を返してもらうことなども伝言板に書いておくという支払いの窓口での手順をわかってくれていたようです。最近、叔父が亡くなったことでその後の叔父宅の費用など、母のいろいろな費用を私が支払っていたので、父が私ばかりに支払いをさせるのは心苦しいと最後の入院費は全額支払ってくれました。父の行いが私の助けになっているということが父は嬉しいと言っていました。母が家にいた頃は、直接いろいろ手助けできていた私たち家族だったのですが、病院に入院させてしまってからは、母に病院の代金を支払うことと毎日病院に面会しに行くことと母の手を握ることと洗濯物を持ち帰って洗うことしか母の役に立てていなかったのでホントに心苦しかった毎日を送っていた結果となっていました。誰かの役に立てているということが嬉しかったことを数か月忘れてしまっていました。役に立てているということを感じて日々を送ることは幸せなことだったなあと思い出し、お互い、役に立てるように、助け合いながら暮らしていけたらいいなあと冷蔵庫にいつも貼っているこの伝言板を見るとそう思います。

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