一昨日、母が旅立ってから初めて母の夢を見ました。3階にいた私が、2階で母が話をしている声が聞こえてきた夢でした。声がしたので2階に降りて行ったら、母がいた夢でした。「あれ~帰ってきたの。」と母に話し掛けたところで夢の記憶が途切れました。母は病院にいたときのような包帯などの痛々しいままの身体で横になっていたという夢でした。今日は母の49日の法要です。その日の前にやっと母が夢に出てきてくれました。もう無理しなくていいんだよとでも言ってくれたんだろうかと自分の都合のいいように解釈。これが現実だったらホントに嬉しいのにと思った夢でした。法要のための仏花だけでは寂しいので、いつものお正月のように花を買ってきました。いつも2階の台所に置いておくのですが、今年は、母の仏壇を置いている1階に置いておくことにしました。昨年は母が見栄えよく活けてくれましたが、今年はもうひとつの見栄えになってしまっています。
朝ドラの『スカーレット』で主人公のお父さんが亡くなってしまったというシーンが先日放送されていて、その中で、「親が亡くなって初めて子どもは自由になる」という言葉が取り上げられていて、視点を変えればある意味自由になるということもあるということなのかもしれないなあと思ったシーンでした。自分の場合は家族のために割いてきた時間がある程度余裕ができたことだけが自由になったのかもしれないと思いました。