TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

想像力

2019年12月08日 | ひとりごと

先程の早朝にNHKで放送されていた番組「未来スイッチ」の再放送の番組で、SNSの拡散であおり運転の容疑者に間違われた情報が拡散され、被害に遭われた方の事件が紹介されていました。また、台風15号で停電になり、水を送っていた電動ポンプが利用できなくなり、象たちの命の危機に襲われた千葉県にある市原ぞうの国の職員の方がSNSでこの状況を助けてくださいと発信されると、発電機が届けられ、象の命を救うことができたという話も紹介されていました。SNSの利用のしかたが誰かを傷つけたり誰かの役に立ったりするという事例、SNSやネットの使い方が取り上げられていた番組でした。ネットの世界は匿名に見えていても匿名ではないということ、デマを信じて大勢の方々が誹謗中傷したり拡散することに対して法的な責任を問われることもあるということ、SNSやネットを利用するときは、常に情報発信しているということを念頭に置き、それを発信することでどうなるのかということを考えるような想像力を働かせないといけないということでした。ネットに限らず、言葉を発するときも行動を起こすときも常にその言葉や行動でどのように受け取られるかどう思われるかなどの気遣いに通じるような想像力を常に働かせることが当然必要だということだと思います。

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コップ・ベイビー

2019年12月08日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画4本目は、『コップ・ベイビー』でした。潜入捜査に失敗した組織犯罪課のクロモフは、占い師の呪いでオレグ巡査部長の赤ちゃんと体をすり替えられてしまいます。元の体に戻すには、通称“ドラゴン”と呼ばれる犯罪組織のボスを捕まえなければならないという羽目に。赤ちゃんのパパと力を合わせ、不可能で危険なミッションに挑む姿が描かれていました。もっとコメディタッチの映画かなあと思っていましたが、ちょっと違ってました。クロモフが赤ちゃんとすり替わって、あれこれ赤ちゃんのパパに指示したりするシーンや赤ちゃんが車を運転するシーンなど時々笑えるシーンもありますが、コメディ映画の要素が少なかったように思いました。ミッションで掴んだ犯人とクロモフの繋がりもちょっと驚いた映画でした。ロシア映画だったというのも見終えた後で知りました。

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まなの本棚

2019年12月08日 | 読書日記

まなの本棚 芦田愛菜 著 小学館

芦田愛菜さんの本に対する愛がいっぱい詰まった本でした。以前『徹子の部屋』に出演されていたときに、本をたくさん読んでおられるというのを知りましたが、この本を読むとホントに読書家で本が大好きなことがよくわかる本でした。年に100冊以上も読まれているそうで、そのジャンルは幅広く、愛菜さんがお気に入りの本の紹介文も親しみやすく飾らない文章で書かれていて読みやすかったです。1冊1冊読まれて感じられたことや考えられたことが読者にまっすぐ伝わってきてその本を読んでみたいなあという気になりました。山中伸弥さんや辻村深月さんとの対談も奥深い内容でした。愛菜さんがなぜ本が好きになられたかを最初のページでその理由が書かれていました。ひとつはページに並んだ活字から物語の世界を作り上げていく楽しさあるからということ、もうひとつは、自分とは違う誰かの人生や心の中をしることができるからということがその主な理由のうちのひとつだと書かれていました。また、本を選ぶときは背表紙がキラリと光って見えるという直観力やインスピレーションで選ばれているとか、人それぞれ同じ本を読んでもそれぞれの考え方や見方があるので、作者はこの感想が正解と決めて書かれていないんだろうなあと思われていたり、本を通していろいろな世代の方々と繋がることができることなど、たくさん本を読まれている読書力を通して、思われていることや感じられていることが大人だなあと思いながら読みました。テレビなどで魅せられる演技の素晴らしさの理由のひとつにはこの幅広い読書量が貢献されているのだろうなあと思いました。だいぶん前に図書館で借りて電車の中で読み終えました。

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まなの本棚の追記

2019年12月08日 | 読書日記

『まなの本棚』を読んで、作者の芦田愛菜さんがこの本の中で語られていたことで、同じだなあと思ったことがいくつかありました。そのうちのひとつは、本の選び方でした。愛菜さんは書店や図書館の棚に並んでいる本とフィーリングが合ったときになんかこれ気になるなあ~と思う本と直観的に出会って読んでみたいなあと思い実際読んでみると相性がよい本に巡り合えることが多いと書かれていたことです。私も本を選ぶときはこの直観力で選んでいて、そういった本は大概相性がよく、思い出深い本になることが多いですね。もうひとつは、オススメの本を聞かれても愛菜さんはすぐに答えることが難しそうな感じで、感動的だった本であっても人によって感じ方や見方が違うので他の人の心に響くのかとは限らないと書かれていたところです。はい、これっと差し出されて読むのではなくって、出会おうと思って出会うんじゃなくって、気付いたら出会ってしまっていた運命的な本は人によって違うということをちゃんと把握されていました。私も自分の心に響いた本でもほかの人に取ったら必ずしも心に響くとは限らないと常日頃思ってきました。私も他の方がススメられた本を読むことも確かにありますが、人との出会い方と同じで、気が付いたら心に響いていた本に出会ったときの感動は自分しかわからないことだったりするのです。違っていたこともいくつかありました。愛菜さんは、小さいころからいつでも自宅に本がある環境だったそうで、ご両親に絵本の読み聞かせで育たれたということでした。自分の場合は、小さいころは自宅に両親が読んでいたと思われた本はほとんどなく、家で絵本を読み聞かせてもらった経験は全くありませんでした。かと言って、両親は本を全く読まなかった人ではありませんでした。母は子供の頃、布団の中で懐中電灯を照らしながらよく本を読んだというほどの読書家だったようですし、父も若いころはよく本を読んでいたと聞きました。父方の曾祖父は、文学が好きでたくさんの本を読んでいた人だったそうです。自分が小さいころは絵本や童話や物語は何冊か買ってもらった本もあり、何十冊かは本棚に並べてありました。私の場合は、小学校の図書室で不思議の国のアリスとか伝記ものとかをたくさん読んでいたことが本が好きになったきっかけになったのかもしれないと今振り返ればそう思います。愛菜さんは図書館で布団を敷いて寝たいほど本が好きと書かれていたり、時間があったら本を読みたくなるほどの本がお好きなのがよくわかりましたが、私は図書館や書店で本を読むために暮らしたいと思ったことは一度もなく、時間があったら必ずしも本を読んでいるわけでもなく、読みたい本がないときは長いこと本を読まなくっても気にならない場合もあります。あまり読まない時間が長すぎると読まなくっちゃと思うほどのレベルの読み方でした。本に対する愛は、愛菜さんほどではなかったような気がします。

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本の栞にまつわる話

2019年12月08日 | ひとりごと

「まなの本棚」の本の中で、本に入っている栞が楽しみの一つと書かれていました。自分の場合は本に入っているときがある長方形の栞はほとんど利用したことがありませんでした。よくよく考えたら、本を読んでいて読んだところまでの印をつけるために栞を挟むという習慣が自分にはほとんどありませんでした。電車の中などで本を途中から読むときも大体どこまで読んだかを覚えていてそのページから読むので、特に栞を挟まなくても気にならないのです。読んでいる間に落とすかもしれない栞を挟むのが嫌いなのかもしれないのだと思います。本についているひもの栞は利用したことがあるので、落とすかもしれない栞は挟むのが嫌なんだと思います。栞はほとんど利用しないのですが、旅先で売っている栞はたまに買って帰ることがあります。気に入ったデザインだったら買って帰るのですが、利用したことはほとんどないのでコレクションのひとつで実用性はありません。

この本を読んだ少し前に、自転車に付けていた青森を旅したときに買ったりんごのキーホルダーをどこかで落としてしまったことがありました。随分長く使っていたので、留めてあった結合部のネジが緩んでキーホルダーのりんごの部分だけが外れて気が付かないうちにどこかに落としてしまっていたようです。気に入っていただけにそのときは相当ショックでした。そのときの旅の記念の物がなくなるのは、そのときの旅の思い出も一緒に失くしてしまった気がしてしまうみたいに思うので、ショックが大きかったのでしょう。自転車に付けるキーホルダーは長いものは走っているときに巻き付いたりすることが多く、私が持っていたキーホルダーは長いものが多く、そのリンゴのキーホルダーは数少ないうちの短めのキーホルダーだったので、自転車に付けていました。自転車のキーホルダーは付けておかないと鍵だけだとまた失くしやすいのですが、気に入ったのを付けておくと落とすかもしれないし、毎日使うと剥げたり傷がついたりするので、摩耗しやすい場所には使わないようにするのが本当はよいのです。

栞でもキーホルダーでも、落としたり、失くしたりするといやな大事なものは普段は利用せずに取っておくのが自分の中では習慣になっているということだったということになります。

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