チューリップ数本とストックとスターチスと菜の花とガーベラを買ってきて、我が家の1階に飾りました。
日曜日にレンタル店で借りて観た映画1本目は、『オンネリとアンネリのふゆ』を観賞しました。『オンネリとアンネリのおうち』は以前に借りて観た映画でしたので、この映画はその続編の冬バージョンでした。北欧のフィンランドの人気児童文学の映画化作品です。かわいいきれいな家に仲良しの友達同士で住んでいるオンネリとアンネリの女の子とご近所の親切な大人たちと仲良く楽しく暮らしているほんわかしたお話です。今回は、彼女らの家にプティッチャネンという小人の家族がやってきて、家を失った彼らのために、ドールハウスの中でしばらくかくまうことになったお話でした。続編では、少しファンタジーぽい映画になっていました。この映画を観ていたら、誰もが持っているような子どものころのピュアな心や夢を思い出します。観ている間に、穏やかになってくるので不思議です。心も安らぎました。小さな隣人にも分け隔てなく優しく振る舞うオンネリとアンネリが、小さな訪問者の家族のために、甲斐甲斐しく世話をしたり、役に立ちたいとそれなりに頑張る姿を見ていると癒されていきました。大人でも楽しめる映画なので、オススメの映画です。
大分前にレンタル店で借りて観た映画4本目は『愛がなんだ』でした。角田光代原作の映画化作品でした。原作は読んでいませんでした。主人公のテルコは猫背の青年マモちゃんに出会い、恋に落ちます。そんなマモちゃんは年上のすみれさんが好きだったようで、テルコは片思いというシチュエーションでした。テルコの友達の葉子、その葉子を好きなナカハラ、葉子はナカハラのことは好きでない、これもまた片思いの恋模様、一方通行の恋模様のいろいろバージョンがこの映画では描かれていました。恋する気持ちが受け入れられない状況はどんな人にもあったりするものですが、主人公のテルコはなぜあんな都合よく振り回しているマモちゃんに愛されていないと分かっても繋がりを求めて行こうとするんだろうかとか、マモちゃんは恋の相手としては苦手と思っているすみれさんを追っかけていて、客観的に見れば、これらの恋模様はやめたほうがいいんじゃないとわかったような気になりますが、当事者にしたら、わからないという片思いの感情や心の動きが微妙に描かれていました。やっぱり、理性と感情は別物なんかと思いながら見終えました。世界中の人々に、同じようなことが起こったりするかもしれないけれど、人それぞれであって、これが正解というシチュエーションはなく、当てはまらいことも多々あったり、全く違うこともあったりするような恋模様の永遠の謎を描いたような映画でした。
女優の杏さんの夫で俳優の東出昌大さんと女優の唐田えりかさんの不倫が発覚したという芸能ニュースには驚きました。東出昌大さんは素敵なお父さんのようなイメージだったので、超びっくりでした。東出昌大さんと唐田えりかさん主演作品の『寝ても覚めても』という映画でそのような関係になられたという成り行きが報道されていました。この『寝ても覚めても』の映画は昨年DVDで観賞しましたが、この映画では人としては絶対してはいけないこと、取り返しがつかないことをしてしまう人と人との関係を描いていた映画でした。この映画の主人公であったお二人がまさしく杏さんをとんでもなく傷つけていただろうと誰もが想像できるような類のことをされていたようで、映画さながらのように私には映ってしまいました。弁解の余地はほとんど残されていないのではないのだろうかと想像します。デヴィ夫人がツイッターで語っておられたのが放送されていましたが、デヴィさんのご意見に同調しました。理性と感情は少し違ったところにあって、理屈ではだめとわかっていることをしてしまうことは世間ではよくあることのようですが、その代償はたぶん大きいのではないのだろうかと思った一件でした。