TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

チューリップとスイトピー

2021年02月04日 | 

殺風景な職場の部屋に近所のスーパーで買ってきたチューリップとスイトピーを空き瓶に入れて飾りました。

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寂しい気持ちを元気に転換

2021年02月04日 | ひとりごと

職場で仲良くしていただいてる同僚の皆さんとお話しをしていると、退職で、自分が今いる職場内から後2月ほどで消えるので「寂しいわ~。」と言って下さる方が何人かいます。自分が今いる場所から消えることで寂しいと言っていただく方が少しでもいて下さったことに大げさなんですけれど仕事をし続けてきてよかったなあと思えるような嬉しい気分になりました。引退して仕事をしない自分を真剣に想像したことが今までありませんでした。4月1日になってもう電車に乗って通勤しなくてもいいんだよねとやれやれと思う反面、仕事をしなくていい立場に立つ状況に慣れるまではやっぱり寂しいと思うのだろうと想像します。仕事をしない状況になる4月以降、早速やらなければならないことは結構多かったです。父が釣りのために借りている串本の部屋を片付けること、誰も住んでいない叔父宅の更地化を早く終えるようにすることは早めに取り掛からないといけません。それと家の中のいろいろなものを整理、片付けて、いらないものは捨てて行くようにこれから頑張らないといけないと思っています。片付けばかりだとしんどいので、何かしたいことを今から考えておかないといけないのでしょうが、まだそこまで何も考えていなかったです。若い世代の同僚から仕事をしなくなるとやることがなくなってしまって暇になってしまうのではないですかと時々投げ掛けられたのですが、仕事を辞めても結構忙しいのですと心の中で受け答えしていた自分がいました。

仏教ではどんなときでも誰もが「寂しさ」を抱えていると説かれているそうです。人は家族に囲まれていても友達に囲まれてもいても寂しい存在なのであって、仕事をしているときは「寂しい気持ち」を忘れてしまっているだけなのかもしれないですね。「寂しい気持ち」は大切な人に会いたくても会えなくなってしまった永遠の別れを経験したときや会おうと思えば会えるけれど会うことがままならない状況のときなど、そして、自分の思いとは違う思いを相手側が受け取ってしまったときなどに感じる感情なのかな?(まだほかにもいっぱいあるかもしれないけれど・・・・・。)

時間は止まってくれないので、この寂しさと共存しつつ、元気に変えてくれるような何か生きがいになるようなものがいつもあったり、またそれとは違ったものがどんどん見つかれば生きているということを実感できる瞬間がどれだけ年を重ねてもきっとあるのではないのだろうかと思っています。

仕事で忙しいときに忘れていたかもしれないこの「寂しい気持ち」に気付くこと自体が人生において意味があるのかもしれないですね。

 

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