TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

アルプスの栄光

2007年12月07日 | ひとりごと
「世界の果てまでイッテQ!」というテレビ番組で
スイスのマッターホルンの特集をしていた。
朝日が昇るときにマッターホルンのてっぺんから少しずつ
朝日がマッターホルンの山の側面を照らして行く美しい変化を
何回か見たことがあった。
マッターホルンの頂上部分が朝日に金色に輝く現象を
アルプスの栄光というらしい。
今回このテレビ番組をたまたま見て初めて知った。
番組では雪が積もっていたから秋になってから行ったのかなあ。
温泉にもつかっていたなあ。スイスの温泉に一度つかってみたい。
マッターホルンを初めて見たときは本当に感動もんだった。
撮影した写真を後で見ても、生で見たほうがはるかにきれいだった。
番組を見たらもう一度、ツェルマットに行って
今度はゆっくり一日中マッターホルンを眺めていたいという思いが沸いてきた。
ツェルマットの真夜中の空に輝くまばゆいくらいのたくさんの星ももう一回見てみたい。
しばらくはスイスのカレンダーで我慢しておこう。
家の中でマッターホルンを眺めておくことにしよう。

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自己ベスト2

2007年12月06日 | ひとりごと
小田和正のCD自己ベスト2を買う。
小田和正がヘルメットをかぶって仕事をしながら曲名を早口で
連呼するコマーシャルが流れていたが
収録曲はドラマや映画やコマーシャルで小耳に挟んだことのある曲だった。
小田さんの曲は歌詞をじっくり味わうというよりも
メロディーがいいので癒される。最近、よく聴くようになった。
曲名とメロディーは一致しないことが多いというでたらめな聴き方だが、
そうかなというCDも持っているが、
寝つきにくいときや朝目覚めたときに最近はよく聴いている。
自立神経に効くという音楽も聴いてみたが寝つきにくいときはそうかなを聞くと
なぜか眠りにつくことができる。
ちょっと前までクラシック音楽を聴いたりしていたが
クラシック音楽が心地よく聴けるときとそうでないときがある。
疲れているときは案外クラッシックよりも小田さんの曲のほうが効き目があるのかなあ。
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星野JAPAN凱旋帰国

2007年12月05日 | ひとりごと
北京オリンピックの切符を手にした星野JAPANが成田空港に凱旋帰国した。
プロ野球選手の中でも抜きん出た選手たちが
高校野球の選手みたいに必死でがんばっていた姿は大変よかった。
プロ野球中継でもあまり見たことがないほどの一生懸命さと真剣さが伝わっていた。
視聴率も最終戦の台湾戦は33.3パーセントと野球中継としては大変高かったそうだ。
台湾戦ではダルビッシュ投手がホームランを打たれたときに
これは負けるかもと思ったけれど、その次の回でヒットの連続で猛反撃で6点も入れた。
プロ野球選手があんなに必死でがんばってその結果、勝利を得、喜んでいる姿を見ると
野球本来の精神が垣間見れた試合で久々にいい試合だった。
これで負けてたらどうなっていたのだろう。
帰国してからの会見でもしんどかった本根を洩らしていた選手もいた。
相当のプレッシャーに打ち勝つ精神力を保つのは並大抵ではなかっただろう。
オリンピックに出るくらいになるとそのような精神力を保てる選手が
一流ということになってくるのだろう。
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最高学府はバカだらけ

2007年12月04日 | 読書日記
最高学府はバカだらけ 石渡嶺司 著 光文社新書
ライター・大学ジャーナリストである著者の全国の大学についてのルポ。
最近の大学事情や大学生の動向について語られていた。
最初に「偏差値の高低や知名度に関係なく、日本の大学生はあしなべてバカと言っていい。
昔から大学生はバカだったとも言えるが、昔と今とで違うのは
ネット頼りで努力をしないことにある。」と辛口の表現で始まっていた。
読み進めていくうちになるほどと思うこともあった。
少子化で子どもの数が少なくなっている最近ではどこの大学もそれぞれの趣向を凝らして
受験生の獲得にアクセクしている裏技の数々が紹介されていた。
推薦・AO入試激増の裏話、珍名・奇名大学の急増の裏話、
入学後の学生への手取り足取りの面倒見のいい
さまざまなサービスなどについても結構詳しく書かれていた。
最後にバカ学生も相当数の学生は在学中に成長し、
みごとにバカ学生から脱皮すると書かれている。
言わば、学生を一種の「化学反応」で成長させることができるのが大学ということだ。
今後も全国各地の大学でどのように化学反応させようかと
さまざまな取り組みをしていくことだろう。
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12月の遅い紅葉

2007年12月03日 | 
今年の紅葉は全般的にどの地域でも1週間から2週間ぐらい遅れていた。
各地の紅葉の映像がテレビで放映されていたが、
読売テレビでは京都の清水寺の紅葉特集をしていた。
清水寺へは何回か行ったが、いつも春の桜の季節だった。
秋には一度も行ったことがなかった。
清水の舞台からの桜は本数が少ないせいか、それほどきれいと思ったことがなかったが、
テレビに映し出された秋の清水寺は色とりどりでちょうど見頃で大変きれいだった。
12月の今頃が見頃とは遅くなったものだ。
京都は春と秋は大変混雑するけれど秋に行くのもいいなあ。
家の近所の大阪城の銀杏並木もやっとすっかりまっ黄色に色づいて
落ち葉が道にたくさん落ちていた。
自転車で天満橋まで行った帰りに家に戻ったら
ポケットに入れておいたハンカチがないのでもう一回落ちてないか見に行った。
ハンカチは大阪城の銀杏の黄色の葉っぱで埋め尽くされた道に葉っぱに紛れて落ちていた。
同じ黄色だったので見逃すところだったが、見つかってよかった。
福岡マラソンの中継を見ていたら福岡の銀杏は
今がまだ見頃から見頃前という感じで写っていた。
昔、耶馬溪に11月のはじめに行ったとき大変きれいで感激したことがあったが、
九州の紅葉も随分最近は遅れているのだろうなあ。
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もう12月

2007年12月02日 | ひとりごと
もう、12月だ。
年をとるほど、年月が早く過ぎ去っていく。
暴走老人という本に生物学者の柳澤嘉一郎氏の
「ヒトという生きもの」という本の中で
体内に流れる時間は、時計の時刻と表示される時間と一致しない。
体内時間は代謝の速さに対応している。
それはおおざっぱに酸素消費量である。
酸素消費量が少なければ、体内時計の進行は遅い。
酸素消費量が多い高齢者のほうが
酸素消費量が少ない子供よりも体内時計の進み方が遅い。
体内時計が遅いと現実の時間が早く感じられると載っていたと紹介してあった。
20代の若い頃に、
50代の人が年をとったら1年はあっという間に過ぎますよと
聞いたことがあった。
この頃は特に実感できる。
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暴走老人

2007年12月01日 | 読書日記
暴走老人 藤原智美 著 文芸春秋
暴走老人というタイトルだったが、
老人と呼ばれる年代の人々のことばかりが書かれているのではなかった。
現代社会における人とのかかわり方の変貌を
高齢者の行動の側面を観察しながら鋭く深く著者の主観と推考で語られている。
携帯やインターネットの普及で変化した「時間」に対する感覚変化、
個室化が進み、目に見えない個のバリアを張り巡らし、
テリトリー感覚が強力になった「空間」、
新しいサービス産業が商品化する丁寧でマニュアル化する「感情」の三側面から
社会の透明なルールの変化、人間内部の精神の変化についていけない人々の
感覚のズレに焦点を当てて考察している。
警察のお世話になってしまったり、警察沙汰にならなくても
社会生活の中でキレる人々の行いや
普通に生活していても社会の変容に乗り遅れてしまう人々が
たくさん紹介されていた。
この本ではそのような高齢者の人々を新老人と呼んでいる。
年齢を重ねたら我慢のし方も
若いときよりも我慢をしなくなってくる人が多いのは事実だと思う。
自分の周りの60代から70代以上の年齢層の人々は
確かに携帯やiPodやインターネットなどとの関係を
持たない人々が圧倒的に多い。
このような最新の機器による恩恵を当てにしなくても
年配の方々の長年培ってきた勘や経験は
若い年齢層の人々には代え難いものがあるはずだと思う。
しかし、新老人の感覚のズレは現代社会からわかっていないもの、
迷惑なもの、やっかいなもの、トラブルメーカーのように排除され、
なるべくかかわりたくないという世代ギャップも生んでいるかもしれない。
この現代社会の目に見えない変容に対して、
また、上辺だけのコミュニケーションや笑顔や
社会の目に見えない変化に対して、
最後のまとめで著者が言うように
新老人は鈍感であるのではなく、敏感なのであり、
彼らの叫びと暴力は現代社会に対するひとつの警告なのだ。
ある意味、今後ますます変わるであろうと思われる
社会の変容のしかたに警告と戒めであるように私も思う。
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