徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

売れない時代、過去の延長線に未来なく

2010年10月03日 | 仕事モード
企業に、社会での存続価値、コーポレート・アイデンティティーがあるように、お店にもストア(ショップ)・アイデンティティー、その地域での存在価値があります。どんなに経営者があがいても地域や地元の消費者が必要としなければその店の存在の意味はない訳でして、お店は当然ながら業態転換か撤退をしなければなりません。そのまま経営続けても消費者が不要と考えるなら商売は成立しませんし、客をいくら待っても来るはずもありません。

仕事柄、商店街などを回ってこういった光景、暇との闘いの日常をよく目にします。跡取りもいない生業なら已む無しとしても従業員を抱える結構大きな店舗やチェーン店でも最近は当たり前のように見掛けます。
マーケットインの時代、消費者が経営の羅針盤であることすらわかっていないのか?それとも変化に即応する勇気や闘う気力がないのでしょうかね?

マーケティングと発想力、現場力で、コンビニをペットショップに、薬局をネット通販会社に、小倉旦過市場のおむすび屋「米夢」は婦人服店からの業態転換でした。指導先での数々の成功実例もストア(ショップ)・アイデンティティーを軌道修正した結果なのです。
売れない時代、過去の延長線に未来などもうないようですね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【出張寄り道日記】進化の島... | トップ | オフィス街のランチタイムは... »
最新の画像もっと見る