福岡市の中心部天神が大きく生まれ変わろうとしている。スローガンは魅力的で快適な温もり空間の創出、安全安心で未来に誇れる質の高い街づくり。民間活力を引き出し耐震性の高層ビルの建設ラッシュで新たな都市と雇用、街の活気も生み出すというものだが所詮は箱モノ、本質変えることが先決だろう。
庶民の疑問、企業巻き込んでの巨額の投資、どれほどの税金が投入されているのか?何年も前の決定だろうが昨今のコロナ禍、臨機応変の予算配分は出来なかったのか?世の中が沈んでいるというのにここだけは別世界、超大型クレーン車や大型重機が我が物顔で天神を走り回り街にはビルを解体する音だけが鳴り響く。
公共事業という名の下、大手ゼネコンはカネ垂れ流し下請けと孫請けに現場工事を委託、片やコロナ禍で休業を余儀なくされ営業したくてもできない?とりわけ中小零細は生き残りもままならぬ筈、ここでも大手との格差社会は顔を出す。天神に出てきた市民に感動はなく他人事?建設中の仕切られた工事現場を横目で見ながらただ黙りマスク姿で通りすぎて行く。