コロナ禍になって2度目の桜の開花。感染の方はどうにか逃れているものの出張は不安と隣り合わせ。緊急事態宣言が全面解除されたが打つ手なく見通し立たず、庶民や飲食店に責任転嫁?これでは政治の責任放棄としか思えない。感染リスク背負う高齢者にとっては休みたいが休む訳にはいかない。
「人はみな 心の岸辺に 手放したくない花がある。それはたくましい花じゃなく 儚く揺れる 一輪花、 花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる。嵐 吹く 風に打たれても やまない雨は無い筈と。」 (桜:コブクロ)
人もいない公園の桜を独り占め、樹木をハグして耳を当て通り過ぎた一年の出来事を呟き始める。枝々が聞こえているのか、風に吹かれて揺れる度に「そうか、そうか」うなづいてくれる。桜を下から見上げて花弁の集りを数えてみると急にポジな気持ちになる。あと少しの辛抱だから負けないで!エールを送ってくれているようだ。