徳ちゃん繁昌リポート

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【世相一言】敬老の日に改めて考える社会問題

2013年09月16日 | ひとり言
9月16日の今日は敬老の日、長い間社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い長寿を祝う日です。また、それとともに高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活向上に努めるよう若い世代に促すという気持ちが込められています。高齢者の総人口に占める割合は24.1%で過去最高、いわゆる「団塊の世代」が65歳に達し始め、65歳以上人口は3,000万人超もいるそうです。長寿は素晴らしいことですが、今の日本の抱える問題は何とも複雑な状況と言えるのです。

高齢者のうち65~69歳の就業率は男性が46.2%、女性が26.9%、高齢無職世帯の1か月当たり家計収支は3万6千円の赤字で前年に比べ赤字額が2千円減少、世帯主が高齢者の世帯の貯蓄現在高は2257万円で、平成20年以降減少傾向にあります。また、社会の高齢化が急速に進む今日、介護はきわめて身近な問題となりました。少子高齢化の進む現在にあって、年老いた人自身が老親など家族の介護をしなければならないという問題が起きています。
いわゆる高齢者が高齢者の介護をせざる得ない状況である「老老介護」が新たな社会問題としてクローズアップされてきたのです。老老介護の地獄や無理心中など数々の痛ましい衝撃の事件が相次いでいるのも現実です。

94歳の母は現在も有料老人介護施設に入居中で、母の年金と不足分を兄弟二人の援助でどうにか施設暮らしを続けていますが、まだまだ意識も会話もしっかりしていて祝・百歳も夢ではありません。「老老援助」じゃないけど、そのうち年金もらいながら母を支援するのかと思うと複雑な思いがします。しかし、いずれにせよ、まだまだ元気で長生きしてほしい母であることは確かです。

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