徳ちゃん繁昌リポート

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【暮らし現実】賃金アップの筋書き?インフレ

2022年06月15日 | モノ申す

軍事侵略や円安の影響で原材料や原価上がりおまけに配送コストも高騰する有り様、最終的にはユーザーにお足が回ることになる。あらゆる値上げを一手に引き受けねばならない消費者は堪ったものではない、転嫁することもできず詰まるところ家計のやりくりで乗り切るしかない。因みに年金の目減り通知も届いている。

 

インフレでモノの値段が上がることは言い換えると「カネの価値が下がる」ことになる。例えば100円のリンゴが2倍の200円になれば、同じリンゴ1個を手に入れるのに以前の2倍の費用が必要となる訳でカネの価値は2分の1になったと言える。このように「カネの価値が下がりモノが値上がりする状態」が2年以上続くことをインフレと呼ぶ。

 

日本でインフレが起こると「円というカネの価値が下がる」、即ち円安を生じることになる。円安になると輸出業は好調でインバウンドも増え、需要が供給を上回ることでモノの値段は上がり企業の収益は高まる、そうすると賃金も上がり消費が活性化するという言う理論上の筋書き?その筈が内部留保に走る企業は後絶たず、ハイパーインフレの傾向は一段と強まっているらしい。なんとも怖ろしい話しだ。

 


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