(好評連載!四苦八苦の日々をエッセイ風に綴ったブログ)
クライアントの見つけ方も分からず悩んだ末、先ずは信用第一とネットで地元行政機関の専門家登録を探し出し履歴書を送り付ける。されど待てど暮らせどズブの素人に報せなど来る筈なくいよいよ八方塞がり、そこで思いついたのが他の専門家との違いを出す独自性だった。
数々の経営コンサルタントの中で光り輝くにはブランドを打ち出すしかない、ノウハウ駆使して「現場で業績を作る!」というキャッチフレーズを商工会議所のホームページに掲載、机上でないことをアピールする。因みに会議所会員(年会費9千円)になれば掲載無料で更新自由だった。
前職や経歴など一切関係ない冷酷な業界!待ちに待った初めての依頼は突然だったことを憶えている。福岡県内を走り回った我武者羅な支援や指導、そして徐々に実績が認められると、その後は県内外の行政機関からも声が掛かり、中小企業庁アドバイザーという全国区の足掛かりを作ることとなる。因みに行政担当からは現場実践型の専門家は九州もとより全国的にも稀と評されたのだ。
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