長浜の鮮魚市場会館で今年第1回の「福岡市水産振興審議会」に出席してきた。平成24年から6年目か、窮地に立つ水産業界の振興発展を目指し重要事案を審議する諮問会議である。
地元水産会社や漁協のトップ、漁師代表、市議会議員、学識経験者の委員20名が一堂に顔を揃えた。既にパブリック・コメントや水産業総合計画案は出来上がっていたが、今回は計画目標項目の進捗、水産振興施策の取り組み状況についての実行報告があった。その後、獲り手、売り手、買い手に行政が絡み白熱した協議が行われ、今回もしっかりと質疑と意見を述べさせていただいた。
それぞれに考えはあろうが、鶏か卵が先?どんなに漁場と漁獲が確保されても消費に繋がらねば意味はない。魚消費は50歳以下がわずか2割、先々考えると気が遠くなる。新たな需要開拓と拡大の手を早急に打たねば水産業はさらに厳しさ増すだろう。