公園を散歩中にイソップ童話の主人公と遭遇、足の速いウサギが途中で昼寝してコツコツ歩を進めたカメが勝利する。それが大人になって読んだ本は真逆の勝者?ウサギはひたすら駆けてゴールした後にカメを待ってひと休み、カメが到着した時には手を叩いてエールを送ったのだった。まあ、どうでもいいことだが。
ある解説ではウサギとカメの視点が違っていた。ウサギはのろまなカメを見ていて油断してしまい、片やカメはずっと先にあるゴールを見ていたのだった。もしカメが昼寝するウサギを見ていたら気が緩み同じく休憩?そうなれば勝敗は分からなくなる、というもの。
希望溢れる新社会人、入社したのはいいが見ているゴールは霞んでいないか?隣や周囲ばかり気にして努力惜しんでいないか?描くゴールはこの延長線上にありそうか?もしゴールがわからないならどこに向かおうとしているのか?学生時代はケセラセラでもよかったが社会に出ればそうはいかない。自分の人生に立ち向かえるのは自分自身、しっかりと目を見開いて歩くことだ。