徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【現場実録記】業種業態転換で必要な店に!

2014年08月21日 | 仕事モード
10年~5年前までは客で賑わっていた繁昌店、いつの間にか1人、また1人と客が減り、気付くと客離れが進んで遂には閑古鳥の店に変貌していました。しかし、いつになっても客を待ち続け華々しい昔を思い起こす暇との闘いの日々!?何とも情けない滑稽な話しですが、これは実際に起こっている小売商業の現場なのです。

原因は何か?店によっていろいろと考えられますがはっきり言って消費者と店のズレ、アンマッチングが一番の要因のようですね。それなのにそのことに気付かない店、他責ばかり唱えて店側の視点でしか客を捉えることのできない経営者、何度も指摘しても変わらろうとしない?ここまでくれば仕方ないことかも知れません。消費選択や自分化消費が叫ばれる昨今、確かにモノが売れなくなっています。そんな中で小売商業はどう生き残っていけばいいのでしょうか!?いろんな案件で商売の現場に出向くことがありますが、身勝手でも商売続けなければ生計も立たないとおっしゃる経営者、手っ取り早い改善策なんてない訳ですよね。それこそ中身(意識や体質)を変えることなんて簡単には無理でそれならと外見を変えることを提案しています。そのひとつが消費者ニーズに即応した業種や業態の転換なのです。もちろん勇気のいることですがそうしなければ今の時代に生き残るのは厳しいと言わざるを得ません。

ストア&ショップ・アイデンティティ(SI)とは店の存在価値、すなわち商圏や地域で必要な店でなければ存在できないということです。商圏や地域で必要な店であり続けるためには当然ながら消費者ニーズに即応して変わり続けなければならないということなのです。


最新の画像もっと見る