徳ちゃん繁昌リポート

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山口線特急おき、ゆったり時が流れる出張

2011年03月23日 | 出張先々
博多南駅から新幹線で約1時間、新山口駅で乗り換え、山口線の特急おき2号に乗り込みます。今回のダイヤ改正で乗り継ぎ時間が1時間も発生、時短の時代に!?と焦ってもここでは通用しないみたい、資料に目を通しブログを書いたりしてまな板の鯉状態ってところでしょうか?
車両は2両連結、前方が自由席、後ろが指定席車両で、乗客も割りと多いですよ。春らしい朝、眠りから醒めた太陽が顔を出し優しく見送ってくれます。

白狐像の湯田温泉駅、山口駅を過ぎ、三谷駅から県境のいよいよ山中へ。トンネルが続き、窓越しに長閑な田園風景が広がり、単線を走るオモチャのような可愛い列車はパワー全開です!山陽から山陰への険しい中国山脈を力強く乗り越え、雨の日も風の日も雪の日もひたすら走り続けます。昔だったらまさしくSL蒸気機関車だったでしょうね。りんご産地の徳佐駅に停車し、そこからまた野越え、山越え奥深く・・・・・こんな山奥にも数軒の民家が散在し、生活力というか、たくましさって凄いなあ!っていつも感心させられます。ここで携帯電話が鳴り、クライアント先からの緊急要件、でも電波状況も悪く途切れ途切れで折り返しの連絡にしました。
ようやく山陰の小京都の津和野駅に停車。鯉泳ぐ森鴎外の生誕地は旅ごころをかきたてる町でもあります。天空の星ふる日原駅を過ぎ、特急おきは益田駅に到着しました。

ここからは荒波の日本海沿いに山陰本線が続くのです。乗客の多くがこの駅で入れ替わります。
待ち時間入れて今回から片道4時間半!?さらに時がゆったり流れていく思考と発想の出張コースになりました。とにかく列車ダイヤは少ないけど、山口線は山陽山口と山陰島根をつなぐ唯一の路線、特急おきは生活とビジネスには欠かせない足なんですよ。出張先まであと1時間ちょい!いよいよ今日の作戦タイムといきますか?時間を満喫できる愉しいひと時です。

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