御用納め、仕事バリバリ人間も家に納まれば根っからぐうたら亭主、妻の豹変は時間の問題?クリスマス明けから年末掃除の掛け声が家中こだますは確実だ。それはもう冷酷非情な口調でカジハラならぬツマハラの始まり。
年末大掃除に命かける妻と逃げ惑う亭主の絡み合い?掃除など程々でいい、なんて言うものなら導火線に火、ここはじっと我慢、忍ぶしか安全な道はなし。明日まではどうにかデスクワークがあるが、それからは事務所に籠る理由なく居場所もなし、悩みは尽きない。妻は妻で亭主の存在、本音は居るだけでも鬱陶しいらしい。
年末までの日にち、指より数えて紅白の大晦日を待つことになる。年が明けると行事や出事も増え、第一、仕事初め、大義名分でもデスクワークができる訳だ。家事応援からも解放される日を待ち侘びる心弱い亭主の溜め息、妻に聞こえる筈もなく。