〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

怪談なんてものじゃない恐ろしい話

2008-07-23 | Weblog
イキナリですがみなさん知ってましたか…? 私はつい十分ほど前に知ってしまったのですが… 北極の氷のことです。 予測をはるかに上回って、今年9月には全部溶けるかも、とのこと。 数年前は早くて2050年と予測され、 最近2030年に前倒し予測された事態が、 今年9月に…という、 文字通り人類史上空前の恐ろしい話です。 環境に関する危機予測は一事が万事でこの調子なのか。 詳しくは例によってですが . . . 本文を読む

人心荒廃

2008-07-08 | Weblog
*画像は本文とは全く関係ありません。がそれにしても思うのは「ただの心しか持たない」彼らには心の荒廃も社会の崩壊も関係なく、その姿を見ると私もかわいがられている家の飼い猫になりたいなと… 思えば拙ブログではずっと人心の荒廃ということで書いてきたような気がしますが、しかしこの議論は自分の主観的な感覚を語っているだけではじつは説得力がなく、またそれだけだと「昔はよかった」的な現状への不満・愚痴に陥る . . . 本文を読む

猫戦車

2008-07-03 | Weblog
デジカメを買いましたが案の定身の回りには被写体にふさわしいものがない…ということで、手じかなモノを撮ってみました。 愛称きゅーまる、重さは路線バス5台分くらいあって、燃費はリッターで200メートルくらいとか…コレはラジコンですので単三乾電池を大量に使いますがずいぶん走行性は良好です。一昨年冬にスキー場で走らせてから死蔵中。 本物は実家近くの三菱重工相模原工場で量産されているそうです。バナナマンの日 . . . 本文を読む

目的は手段を浄化する

2008-07-01 | Weblog
わけあってデジカメを購入しました。 自分でカメラというものを購入したのはこれが初めてであることに思い至りました。いわば一号機。 気分は初めて目が創発した大昔の生物のようであります。 わけあって、といいましたが実は以前からほしいと思っていたものの単にきっかけがなかっただけであり、「どうせ買っても撮るものないじゃない」というのが、かなしいかな33年間生きてきた結果の現状であると。 がしかし、晴れて . . . 本文を読む

お笑い帝国主義

2008-06-22 | Weblog
上記のような表題で書き始めたのは、ずいぶん前に売れた(と思う)「お笑い創価学会」とか「お笑い北朝鮮」にあやかって、これまでの文脈から西欧列強の植民地戦争と世界支配、そしてそのあと追いの模倣をやって現地に大迷惑をかけ自らもひどい目にあった近代日本のアジア進出/侵略、当時大真面目に行われたそんな国家の愚行を、現代の視点から笑い倒そうして相対化しよう――というような、そんな殊勝な意図からでは全くない。 . . . 本文を読む

私たちの「トラウマ」

2008-06-15 | Weblog
まちがいなく(たぶんいろいろで証明できると思います)昔の日本の社会はまじめで、そういう意味で強い倫理感が働いていたように思われます。いろいろ議論の余地があるにしても総体としてそういって間違いないと思います。 資料をもって主張するほどの勉強はしていませんが、しかしみなさんの祖父母の世代を実際の記憶をもとにとらえてみると、いまとずいぶん違っているのではないでしょうか。 昔にあって、いまそうとうに無 . . . 本文を読む

見ざる聞かざるなのに言う

2008-06-14 | Weblog
それにしても例のバラバラ事件とアキハバラでの通り魔殺人、気になります。 孤立し鬱屈した「目立たぬ」男たちの、あまりにも軽いノリのあまりな凶悪犯罪。 一部ひじょうにわかるなと思わせるところがあるだけに、じつに嫌な気分です。 ところで、さいきんではほとんどいつものことですが、「すごい事件」が起こってもすぐに次の「すごい事件」の報道があって、すぐに記憶から風化していってしまうような感じになっています。 . . . 本文を読む

『相棒―劇場版―』について

2008-06-09 | Weblog
昨日の新聞によれば、五月連休に封切された映画『相棒』が大ヒットによりロングラン上映中であるとのこと。 じつはこのシリーズのファンである私も、連休中に期待して見に行った次第です。 しかしその内容は「大ヒット」という目下の評判とはそうとう違う、このシリーズのファンにとっては残念な内容でした。 まあ映画というのは本当に見る人次第であり、いうまでもなく思想の自由は保証されていますから、これに感動する方 . . . 本文を読む

ダメの実感

2008-06-06 | Weblog
最近職場適応に苦労しています。 しかしまあ何とかなりそうです。 驚くのはそのときの心の状態によって、 状況の見え方がまるで変わっていること。 まさにセルフトーク次第だと実感します。 問題はそのセルフトークをどのようにコントロールするかですが… そこが難しい。いや、難しいと思うから難しいのか。 むしろあまりにも簡単なことのかもしれない。 簡単すぎて普通の意識じゃ難しいというか。 何を言っているのかよ . . . 本文を読む

大人になるっていうことは

2008-05-28 | Weblog
口で出すと恥ずかしいのであまり言えないことですが、まあブログならという感じで、最近ひじょうに思うのは、いろいろをつづめるとようするに「大人になりたい」ということです。なにを馬鹿な、と思われるかもしれませんが、そう感じてしまうもので。どうも実年齢と精神年齢は、こういう時代のせいなのかもしれませんが、ほとんどパラレルではないですね。そう見えます。 思うに私たちは戦後この方ずっと「個人の自立」「無制約な . . . 本文を読む

まさに内なる駄弁

2008-05-22 | Weblog
セルフトークという言葉があります。これは内語とか内なるおしゃべりとかいう意味で、特別な現象でも何もなくわれわれにとってごく身近な心の営みです。現に私も皆さんも心の中でおしゃべりをしてこうしてコミュニケーションなどをしているわけで、ある意味起きている間ずっと内なるおしゃべりをしているといっても過言ではない。気づいていない時も振り返れば常にこのセルフトークがあることに気付きます。イメージ的にはコンピュ . . . 本文を読む

タイムトリップ

2008-05-19 | Weblog
毎度ですが身辺忙しくなかなか更新できないのは残念です。 ずいぶん経ってしまいましたが紹介のシンポジウム、 運営の皆さんの努力の甲斐あり、ひじょうに盛会だっただけでなく、 詳細は省きますが成果の点も上々だったようです。 詳しくは左記ブックマークの「持続可能な国づくりの会」ブログをご参照ください。報告がアップされています。 更新できないのは書いたように職場異動の結果、 ひじょうに時間がタイトとなっ . . . 本文を読む

壱年生に戻れたら

2008-04-23 | Weblog
いや~完全にご無沙汰しておりましたが、 ようやく更新できる余裕ができました。 職場異動になり、これまでの営業所の現場から 「本社」の庶務に異動となり、 現在完全に一年生状態で壱歩歩くにも教えてもらいながらという状況。 まるで新人で配属されたころのようですが、 あのころと違うのは当方が10歳近く年を食ったということで、 やはりそのことを実感します。 あのころは手取りあしとりで親切に教えてくれたのに . . . 本文を読む

寸評っていうか

2008-03-23 | Weblog
こだわりの弐瓶勉氏の漫画『バイオメガ』4巻、さっそく購入し読みました。 一方ウィルバー『インテグラル・スピリチュアリティ』はようやく第壱章!(この邦題、原題そのままなのですが、しかし昨今の細木とか江原とか美輪の影響で誤解を受けるのではないかと心配。現にあおい書店川崎店では「精神世界」系の棚にありました。。)IOS、AQAL、インストールしたいなって思いました。あいかわらずケンはクールです。 それは . . . 本文を読む

5月シンポジウムの趣意書

2008-03-17 | Weblog
以下、さきにお伝えしたシンポジウムの「趣意書」です。 (また岡野守也先生のブログからのコピペですが。たびたびスミマセン・・。最近現地スウェーデン・フィンランドを視察された見聞記が連載されています。「200年ぶりの暖冬で北欧は東京より暖かかった」とのコメントあり。これは大変だ…! マンガみたいに〔人間にとっての〕世界を終わらせないためにわれわれは頑張らなければならんのだ) *********** . . . 本文を読む