宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/07/29
(続き)
浴衣を着た酒の高橋のママさん、けいちゃんとお別れし、世田谷通りをしばらく歩くとお祭りで大にぎわいです。ボロ市が開催される通りは車両を通行止めにして、お祭りで盛り上がっている様子ですが、ボクはお祭りに構わず世田谷通りを三茶方面へ向かいます。



そして向かったのは、三茶のもつ焼きやさん「久仁」です。土曜に「高橋」→「久仁」という流れは、今後定番になりそうな予感。暖簾をくぐるとお店の中はほぼ満席ですが、ちょうど開いたカウンターの一番左端の、焼き台の前に着席することができました。早速注文はホッピーの黒(セットで350円)です。



なかなかの焼酎の量。氷は入ってますが、これは外1中2の分配ですね。そしておかずを。レバ刺しを確認しますが、やっぱり土曜日には無いそうです。そして、毎回頼んでいる豚尾(とんび、350円)をこの日もいただくことにします。すると、店主と思しきおとうさんが鍋から豚の足をすくいだして、はいっとカウンター越しに渡してくれました。



脂がのった感じで、うっすらと白い感じがたまりませんねぇ。箸を入れると、ほろっとすじに沿って肉がはがれます。



箸をすじに沿って入れると、綺麗に骨の部分が出てきます。この骨を一つ一つ外に出して、お肉をいただきます。いやあ、とろっとろで超旨。絶品です。しばらく豚尾にめろめろ状態で、この逸品に集中します。一本目をいただき、二本目に突入する頃に焼き物も注文。コブクロと、コブクロの少し上の部分(名前失念)を塩でいただくことにしました。目の前で焼くところが見えるのがなかなか嬉しいですね。ボクのコブクロが焼かれているなあ、と焼き上がりまでじっくりとその姿を見守ります。そして焼き上がるとおとうさん、これも「はいっ」てカウンター越しに渡してくれました。



コブクロの上の部分は、宇ち多゛ではいわゆる「かたいとこ」ってやつですね。コリコリした感じは焼いても旨いです。塩で頼んで正解でしたね。コブクロも臭みが全くなく旨い。焼酎の中をおかわりして次の焼き物を頼みます。



次にいただいたのは、ガツとシロ。ここのシロはねぎま状態で、一番上のは宇ち多゛ではテッポウとして出される部分、そしてねぎに挟まれた下の二つは、シロをくるくるっと巻いた状態で串が打たれてます。これもここ独特のものですね。もちろん味も最高。これが一本100円で味わえるのはたまりませんねえ。

しかし土曜の夜の久仁はずっとお客さんが満員、大盛況。近所の家族連れなんかもいらっしゃって、このあたりではきっと知らない人はいない名店なんでしょうね。ボクは世田谷に10年近く住んでいながら、全く知りませんでした。ほんと、だいてんさんに教えていただいて良かった。大感謝です。



約50分の滞在で、お会計は1,300円。いやあ、最高です。豚尾、旨かったなぁとしみじみ思いつつ、茶沢通りを歩いて三茶の駅まで向かいました。
(おわり)


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