宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/07/22
(続き)
武蔵屋酒店を出て、しばらく大井町界隈を徘徊します。途中、本屋さんに入ると書棚にはまださんの「酒場百選」を発見しました。



大型書店では品切れ続出といわれている「酒場百選」、確かに探してもなかなか見つけられませんが、意外にも大井町の小さな本屋さんで出くわすとは。うれしくなって、ちょっと目立たせて来ちゃいました。

そして更にぶらぶら。むら上の近くの不動産屋さんに張られている物件案内を眺めつつ待っていると、16:35頃ようやく暖簾が掛けられました。



他に開店待ちのお客さんはいなくて、ボク一人カウンターの奥へ立ちます。そして、まずはビールを注文します。



はまださんのページに書かれている通り、ジョッキに小瓶のビールを一気に注いで出されます。いい感じに泡が立って、これはこれで美味しそう。ビールを飲みながら、だまって鰻が出てくるのをしばらく待ちます。すると、おとうさんが鰻の串を三本持ってきてくれました。



黙っておかれた三本。右からあたま(100円)、うなぎ(150円)、ひれ(150円)です。まずはあたまから。確かに小骨があって口に残りますね。はまださんによると、この骨はぺっと下に吐き出すそうなのですが、他にお客さんもいないので、ぺっと吐き出す勇気がありません。手で取りだして何気なく下に捨てたりします。後半は取り出すのもめんどくさく、カルシウムと思って骨も一緒に食べちゃいました。そして次はうなぎ。これは短冊部分ですね。普通の鰻です。七味唐辛子をふりかけていただきます。最後にひれ。焦げ焦げのように見えて、中はふっくらしてます。これが予想外に美味しい。



お店はおとうさんとおくさんの二人で切り盛りされているようです。主に鰻を焼くのはおかあさん。それをサポートするように、おとうさんが手伝ってます。熟練夫婦といった感じで、言葉を交わさずともお互い分かり合っているんだろうなあ、なんて勝手に思ったりしてしまいます。そして、ひれが美味しかったのでもう一本いただいてしまいました。



鰻のひれの部分が串にぐるぐると巻き付けられていて焼かれてます。これは絶品。また食べたくなる味ですね。



ビールと鰻を4本いただいて、ごちそうさまをします。20分ほどのあっという間のむら上初体験。ようやく念願が叶って、大満足で次のお店に向かいました。
(つづく)


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