宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/07/26
(続き)
実はこの日、秋元屋常連のふじもとさんから北千住のお誘いを受けていました。先日も部活と称し、赤羽~王子の4軒はしごをご一緒していただいたところ。この日はふじもとさん、山梨から酒友のseiroさんがいらっしゃると言うことで、16時頃から赤羽~北千住で部活動とのこと。ありがたいことにお声をかけていただきますが、宇ち多゛が連休前なので宇ち入り後に合流させていただく予定でした。しかし宇ち多゛のお酢で少し回復したものの、どうしても気持ちが北千住へ向きません。ちょっと様子を見る意味で、立石駅改札へ上がる階段すぐそばにある大林酒店にふらっと入ってしまいました。



立石の老舗大衆酒場である大林酒場。実はこれまでどういう訳かこちらにはお邪魔したことはありませんでした。お店の前は何度も何度も通っていて、どんなお店だろうと想像は巡らせていたのですが、いよいよ初入店です。歴史を感じる紺の暖簾をくぐり、がらがらと引き戸をあけると奥行きの深い店内は左側にカウンター、右側に4人がけのテーブルが三つほど。カウンターに二人お客さんがいらっしゃるだけですが、店内の様子がよく見える手前のテーブルに座らせていただきます。



いただいたのはビール(大瓶500円)と冷やっこ(150円)です。豆腐とは別に小皿で出てきた薬味は刻みネギとおろし生姜とおかか。醤油を豆腐にかけて、薬味をのせていただきます。ひんやり冷たい豆腐がつるっと美味しいですね。



テレビでは野球中継が流れていて、カウンターのお客さんたちはお酒を楽しみながら何気なくテレビを眺めているようです。ボクはテレビにはあまり目をやらず、15分ほどビールと冷やっこでのんびりくつろぎますが、やはり調子は戻らず、ふじもとさんへ今日の部活は欠席で、と連絡を入れます。お店はおねえさん二人がお客さん対応、奥におとうさんが調理係といった感じです。途中お客さんが一人いらっしゃいますが、19時過ぎにしてはすこしお客さんが少なくて、おねえさん二人もすこし手持ちぶさたといった様子。しかしこちらも、さすが名高い名酒場。こぢんまりとしつつも、いい雰囲気です。他にもアジフライ、イカフライ(各150円)など気になるメニューもあります。今度は体調万全の時に来たいと思いつつ、上りの電車に乗り込みました。
(おわり)


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