化育学校 明治12年の学校建築 2011年01月24日 | 日々雑記 内子町の内子座の近くにある内子児童館。この建物は、明治12(1879)年に建てられたもの。地元の有志が出資して「化育学校」という学校として建てられた。 建築にあたっては、神戸の洋風建築を視察し、アーチ型の窓など洋風建築の要素を取り入れた建物となっている。 明治12年というと、西日本最古級の学校建築とされる宇和町の開明学校よりも古い。実際、現在、開明学校での説明では「西日本最古」とは言っていない。 この化育学校は、開明学校と並ぶ学校建築遺産として、愛媛では非常に貴重なものである。