タイ新首相に野党アピシット氏選出 与党支持者は抗議
バンコク(CNN) タイ下院議会は15日、タクシン元首相派のソムチャイ前首相の失職に伴う指名投票で、反タクシン派の野党・民主党のアピシット・ウェチャチワ党首を新首相に選出した。
先日憲法裁判所から解党を指示された最大与党「国民の力党」(PPP)の支持者はこれに反発し、議会周辺で150人規模の抗議活動を行い、走り去る車にれんがなどを投げつけた。
民主党関係者は抗議活動に驚いていないとする一方、アピシット氏が全国民に手を差し伸べる指導者だとの明確なメッセージを伝える必要があると語り、「ここ 2年間続いた混迷が、政界の今回の変化によって収束すると確信している。われわれの目標は国を再び取りまとめることだ」とコメントした。
PPPは、裁判所による解党指示前に支持者らが設立した政党プアタイとして再編されている。民主党は旧連立与党の議員らを取り込み、多数派工作に成功した。
新政権はプミポン国王の祝福を経て正式発足する。ただ、現在81歳の国王は2週間前、誕生日恒例の演説を「軽い病気」」で中止している。
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