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保守記事.313 どっちもどっち

2008-02-07 14:22:18 | 記事保守

「ほっかほっか亭」を離脱 プレナス、総本部側と交渉決裂 5月から新店名

2月6日10時8分配信 西日本新聞


   持ち帰り弁当のプレナス(福岡市)は5日、「ほっかほっか亭」チェーンから離脱し、5月中旬から新たな店名で店舗展開することを決めた。商標権などをめ ぐり係争中の営業権管理会社ほっかほっか亭総本部(東京)との和解交渉が決裂したためで、今月12日にも新たな店名を発表する。全国の「ほっかほっか亭」 約3500店の6割強を傘下に収めるプレナスが離脱することで、持ち帰り弁当業界の勢力図が一変する。

 プレナスは先月15日、2月5日までに総本部との和解交渉に進展がなければ、チェーンから離脱する方針を表明。これに対し総本部は「当社に直接、文書などは届いていない」などとしており、同日まで対立姿勢を崩さなかった。

 プレナスは既に新店名を決めており、今後、テレビコマーシャルなどで浸透を図る。

 ただ、プレナスが九州や関東、北海道で展開する約2200店のうち、直営を除くフランチャイズ(FC)約1200店は、総本部側が既に「ほっかほっか亭」での営業継続を働きかけており、どれだけ離脱に応じるかは流動的。両社による“争奪戦”は今後、本格化する見通しだ。

 両社の対立は、プレナスが2006年、弁当販売に関する商標権を総本部が侵害しているとして、損害賠償請求訴訟を起こして表面化。総本部は昨年、プレナ スを相手に、運営手法をめぐる別の訴訟を起こし、静岡など東日本6県でのプレナスとのFC契約更新を拒否するなどしていた。


■ほっかほっか亭

 日本最大の持ち帰り弁当店チェーン。1976年に埼玉県草加市で母体となる店を開業。81年にフランチャイズ契約を管理する「ほっかほっか亭総本部」を 設立した。85年に全国を東部、関西、九州の3つに分割する地域本部制を導入。99年に九州地域担当のプレナスが東部地域を受け持っていた企業を買収して 東日本に進出。06年には関西地域担当のハークスレイが総本部の株式の過半を取得し、親会社となった。


=2008/02/06付 西日本新聞朝刊=


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