知的障害女性爆弾に 遠隔操作で爆破?72人死亡 バグダッド
2月2日8時1分配信 産経新聞
【カイロ=村上大介】イラクの首都バグダッドで1日、買い物客らでにぎわう市場2カ所を狙った爆弾テロがあり、ロイター通信が治安当局者の話として伝え たところによると、少なくとも計72人が死亡、約150人が負傷した。2件とも女性の自爆犯によるものとみられ、AP通信によると、イラク軍高官は、いず れも知的障害を持つ女性の体に巻き付けられた爆弾を遠隔操作で爆破させたとの見方を示した。
最初のテロは同日昼前、バグダッド中心部にあるペット市場で発生。アバーヤと呼ばれる目だけを出して全身を黒い布で覆う衣装をまとい、「鳥を売りたい」と声をかけていた女性が爆発したという。
さらに、その直後にバグダッド南東部のイスラム教シーア派地区にある鳥市場でも、アバーヤに身を包んだ女性が自爆した。
最初のテロで、少なくとも45人が死亡、82人が負傷。2カ所目のテロで27人が死亡、67人が負傷した。
イラクのタラバニ大統領は「国民和解を妨害しようとするテロリストの仕業だ」と非難し、国際テロ組織アルカーイダ系の組織の犯行との見方を示した。
イラクでは、米軍による武装勢力掃討作戦や、イスラム教スンニ派部族との協調が進み、アルカーイダ系組織によるテロは減少していた。しかし、この日の犠牲者数は過去半年間に起きたテロで最悪の規模となった。
中心部のペット市場はイスラム教の休日である毎週金曜日に開かれている。
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