’07韓国大統領選 李明博氏疑惑 最終盤まで攻防 あす投票 なお優位の見方
2007年12月18日 朝刊
【ソウル=福田要】韓国大統領選は十九日に投開票される。韓国メディアが報じる支持率では、野党ハンナラ党候補の李明博(イ・ミョンバク)前ソウ ル市長が独走。ほかの陣営は株価操作事件への李明博氏関与の疑いに対する攻撃を緩めず、不正疑惑をめぐる攻防が最終盤まで続いている。
李明博氏への攻撃の先頭に立つ与党系の大統合民主新党は十七日、民主党などとともに、同事件をあらためて捜査するため、検察当局とは別の特別検察官を任命する法案を国会で可決した。
同事件をめぐって検察当局は五日、「シロ」とする捜査結果を発表。しかし、大統合民主新党は李明博氏自身が事件にかかわる投資会社を「設立した」と話す動画を十六日になって公開し、再び論議に火がついた。
一方、動画公開の後、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の指示で再捜査を検討した法相は十七日、特検捜査の開始を理由に当局による新たな捜査は不要との結論を出した。
「李明博候補の勝利は国民への侮辱と歴史の罪悪。分散すれば票が死ぬ。自分に集めてほしい」。大統合民主新党候補の鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一相は同日、ほかの陣営に選挙協力を訴える記者会見を開いた。
しかし、李明博氏と鄭氏の支持率は差が開き、逆転は困難との見方が強い。特検捜査は最長で七十二日間。「疑惑動画」公開を含む一連の攻勢は大統領選だけでなく、来年四月の総選挙をにらんだ動きとみられる。
無所属の李会昌(イ・フェチャン)元ハンナラ党総裁を含む有力三候補は十八日、大票田のソウルで最後の訴えを行う。
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