ドイツで「産む機械」論争 司教発言きっかけに(朝日新聞) - goo ニュース
保守記事.101-6-2 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-6-3 ぼくたちの将来は。。。
日本と同様に少子化に悩むドイツで、カトリック司教の「産む機械」発言をめぐる論争が起きている。政府が検討中の保育所増設計画に対し、司教が 「幼児が母親から離され、女性を『産む機械』に格下げする」と批判したのがきっかけだ。カトリックは国内に強い影響力があり、保育所の利用者などが猛反 発。メルケル首相も23日、「産む産まないは自由だ」と批判したが、司教に発言を取り消す気配はない。
独メディアによると、南部アウクスブルクのワルター・ミクサ司教(65)が22日、教会を訪れた人々に「保育所増設は女性を労働力として産業に組 み込むことを優先している。女性を産む機械に格下げする」と発言した。メディアはこの発言を一斉に報じ、有力紙フランクフルター・アルゲマイネは「子育て しながら働く女性の負担は大きい。『産む機械』という表現はやめるべきだ」と批判した。
政界も反応。連立与党・社会民主党の男性議員は「女性軽視だ」と司教退任を要求。野党90年連合・緑の党の女性党首も「働く女性の現状を考えていない」と語った。
ローマ法王ベネディクト16世の故郷でもある同国は南部などでカトリック信仰が強い。司教は23日、テレビに出演し、「批判は承知しているが後悔していない」と発言の撤回を拒み、「86%の女性が幼子を育てることに専念している」と論じた。
独政府は今月、2013年までに保育所を3倍に増やすよう検討すると表明していた。
【過去記事】保守記事.101-6 ぼくたちの将来は。。。保守記事.101-6-2 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-6-3 ぼくたちの将来は。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます