乗鞍の国立公園内に謎の石碑 自然公園法違反、所有者不明 11月10日(火)
「まいめの池」のほとりに建てられた石碑 |
石碑があるのは「まいめの池」のほとりで、乗鞍岳主峰の剣ケ峰(3026メートル)を正面に望む場所。片面に「乗鞍白峰」、もう片面に「天下御免」とだ け彫られている。赤御影石とみられ、高さ約120センチ、幅55センチ、厚さ13センチ。同事務所によると、設置に知事の許可が必要な規模という。
10月上旬、地元住民が発見し、公園管理者の同事務所に連絡。同事務所は大野川区に照会したが、区にも設置者からの連絡などはなかった。住民に情報提供を呼び掛けているが、手掛かりは得られていない。区長の奥原満登さん(63)は「所有者が早く撤去してほしい」と話す。
同事務所によると、所有者不明のままの場合、県が行政代執行をするか、大野川区が土地所有権に基づき撤去する方法が考えられる。今回のようなケースでの行政代執行はほとんど例がないという。
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