優しい手紙が届きました。
先日の歌語りライブを企画して下さった木犀会の代表のNさんです。今日は思いがけず、辛い知らせがあり、沈んでいたのでよけいに心にしみます。
時をつなぐ巡り合わせを感じます。
「昨夜は木犀会に素敵な心暖かい花が咲きました。皆さん、何らかの形で忘れていた記憶を思い起こさせて頂いた大切な時間でした。
清らかな「こぶしの花」一夜の雨で変色するほどのかななさを持っていますが希望を届けてくれる花・・・大好きです。」
Nさんのお母様のご病気、そして元気で木犀会を見事にまとめていらっしゃるNさんご自身も実は、静かな空間では心臓の機械の音がカチカチってするのです。
そんな事をみじんも思わせないほど元気で活動的。
声をかけていただいた感謝の気持ちと「母の手のぬくもり」への想いを伝えたくてNさんへ選んだ一枚は「こぶし」の写真。
うたは「念ずれば花ひらく」。
よかった!Nさんは希望を感じて下さったようです。
ぬくもりや忘れていた記憶が心の中に蘇ったと・・・なんてうれしい事。
希望や懐かしさがにじみでるような白い花。
そして「主の木」。
みなさんがじっと聴いてくださった「樹より」。
写真とあたし自身がもっと共鳴しあい、語りあい、そしてその場にいらっしゃる方たちと共感を確かめたいとおもっています。
これからあの一枚の写真からどんな言葉が生まれるのだろうか?
どんな音が聞こえてくるのだろうか。
少しつづ、ノートも膨らんできました。
今週の木曜日に「樹から君へ」ミニライブ。
二分の一成人式でうたいます。
二枚の写真を連れていきたいと思います。
Nさん、ありがとうございました。