僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

覆水盆に返らず

2008-10-14 00:01:34 | Weblog
 周の時代、釣り好きの代名詞太公望は、学問ばかりしていて貧乏この上なしでした。
 これに愛想をつかした彼の妻は、実家に逃げて音信不通。後にこの太公望が立身出世したときに、逃げた妻がひょっこり戻ってきたのです。
 太公望はこの妻に、お盆に水を入れそれを庭にこぼして見せて、
 「この水がお盆にもどるかね」
 といったのが、このことわざの語源になります。

 自分も卓球三昧が仇となって妻が逃げ出さなければいいのですが、
ま、甲斐性があるので大丈夫でしょう。