昨日の午後、仕事の合間を縫って小雨降りしきる時間に、 河津桜 を探して見てきたので、ここで花見三昧の画像をアップする。今年の開花は一カ月遅れであるらしい。
言うなれば、ホットな話題を提供する。都合、画像は14枚だ。
場所は、JR京葉線海浜幕張駅の広場をそれたシティホテルの建物の間にある。やはり見物している居合わせたおばさんによれば、このホテルの女性オーナーが23年前に伊豆から移植させた樹木であるらしい。目視では、目通り140cm 樹高7.0m 枝張り8.5m ぐらいか。六分咲きか。
花まつりの雰囲気でぼんぼりも吊り下げられている。
次に同じ 河津桜 を近所の稲毛海岸駅の駅前のサンクンガーデンで見た。合計14,5本で 目通り25 から45cmぐらいか。ひよどりが桜の花の蜜をもとめてせわしなく転がるように飛んでいる様子を何とか画像におさめた。ここではあの獰猛なひよどりが愛らしく見える。
この 河津桜 について、少々曲幹が気になるがわたしの印象では樹形がサトザクラ系のようでゴツゴツしているようにみえる。幹肌もそうであって、伊豆半島の河津町で見い出された突然変異種ということだが、オオシマやヤマザクラ系との自然交配とは違う気もする。
この感想は念のために言うと、サクラ植物図鑑や学術資料にあたっていないので、実見したうえでの推定になる。新葉よりも花が先で、花びらは5枚の一重で、花びらの縁に濃い赤味がある。開花すると全体がぼってりしており、春の青空に映える濃いピンクであるが、染井吉野(ソメイヨシノ)のような華やぎはすくない。
とはいえ、まあ、こちら関東でもこのような巨木は珍しいので、とりあえず、写真で堪能していただきたい。
≪撮影:平成12年 3月23日午後 3時過ぎ≫
写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
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