梅雨の合間に、西洋金糸梅が咲く。この芳しくない陽気、すっきりしたイエローの花が次から次へと咲き続けている。一日花と思われる。繁殖は挿し木でおこないすぐに発根する、簡単なものだ。この花は、意外や意外、あまり花屋さんでは見かけない。商売ネタで言うと、洒落たポット鉢にして店先に数鉢陳列すると、きっと、お客様は飛びつくはず!
写真、手前左側の二輪の花はオオキンケイギクだ、今では特定外来植物に指定されて、新たな栽培は禁止されているもの。わたしは、昔、ランドスケープ利用目的で流布した ‘ワイルドフラワー’ブーム以来、この草花を持っていたのである。簡単に発芽するようだ。
前の会社のあった天王洲アイルでは、伸びて草丈は1メートルもあり非常に丈夫な黄金色に近い黄色い花(しかし、顔を近づけるとやや悪臭がある。)で、この季節には毎回大量に刈り取って、投げ入れに格好の花だと考えて同僚の女性社員や関係者に配って歩いたものである。
実はオオキンケイギク(大金鶏菊)は、“特攻花”とされる。大東亜戦争末期のころ、鹿児島県の知覧にあった特攻隊基地の飛行場に繁茂していたもので、なんとも、若い青年たちの悲しい思いが詰まった花だ。
草花の世界も、重いその時の時代背景にともなって変遷を経ていることになるだろう。
ご意見や感想は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのホームページから入りお問い合わせくださいませ、ませ。
写真、手前左側の二輪の花はオオキンケイギクだ、今では特定外来植物に指定されて、新たな栽培は禁止されているもの。わたしは、昔、ランドスケープ利用目的で流布した ‘ワイルドフラワー’ブーム以来、この草花を持っていたのである。簡単に発芽するようだ。
前の会社のあった天王洲アイルでは、伸びて草丈は1メートルもあり非常に丈夫な黄金色に近い黄色い花(しかし、顔を近づけるとやや悪臭がある。)で、この季節には毎回大量に刈り取って、投げ入れに格好の花だと考えて同僚の女性社員や関係者に配って歩いたものである。
実はオオキンケイギク(大金鶏菊)は、“特攻花”とされる。大東亜戦争末期のころ、鹿児島県の知覧にあった特攻隊基地の飛行場に繁茂していたもので、なんとも、若い青年たちの悲しい思いが詰まった花だ。
草花の世界も、重いその時の時代背景にともなって変遷を経ていることになるだろう。
ご意見や感想は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのホームページから入りお問い合わせくださいませ、ませ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます