これは茶の花です。先日アップした ナンテンハギを再度、現地で確認しようとしたら見つかったものです。道端の林にに紛れ込んでブッシュとして生えていた。 アズマネザサ(篠竹)など藪の中の白い小花は意外と目につくものである。その場所は植生上、植物群落的にはマント群落というのでしょうか。
ここで簡単に学習すると(!)、
林の縁部は、 ヌルデ、 タラノキ、 ウツギ、 キブシなどの低木や イワガラミ、 ツルアジサイ、 サルナシなどのツル植物が繁り森林を被っています。この低木やツル植物の繁っているところを「マント群落」、草の繁っているところを「ソデ群落」と呼んでいます。マント群落は、結果として森林の傷付いた部分をいち早く覆って林内への日照の到達・風の吹き込みを減少させ、林内の湿度を保つ働きがある。
ソデ群落はマント群落の更に外側に位置する草本を中心とする群落である。ソデ群落は林内から栄養分が供給されるために栄養分的には良好な立地である。
以上、おしまい(!)。
わたしの住んでいる当地は、明治以降に開拓された地域であり、まだ落花生作りが盛んになる前はお茶の栽培が大々的におこなわれていて、これはその名残りでしょうか。小さな製茶工場もまだあります。
つばきの仲間はこの チャを始めとして、これから サザンカが咲きます。やがて早春の ツバキに至ります。またこちらでは、畑の防風や防砂目的、境界の垣根にも使われますが、ツバキ科の中では刈り込みは茶摘みするぐらいだから適しているのだが、根が粗く植え付けに注意が必要な樹木になります。
飲用茶とは言え、なんにもないところで楚々とした風情を醸しだす。
茶の花を鑑賞するには花活けが一番いいようだ。それも一種で活けるに越したことはない。
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