vagabond moon

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MOUNTAIN ROCK#5 終了

2006-05-30 11:41:01 | Weblog
ワンマンライブが終わった後は抜け殻みたいになる。
 朝まで続いた打ち上げのせいもあるが、一仕事終えた心と身体がホッと緩んでいるのだろう。昨日は一日ぼーっとして過ごす。
 
 湯船の中で一昨日のライブを振り返る。ニヤニヤしながら記憶をたどる。狩野ちゃんと中井ちゃんの唄。高のドレッドづら。少々大人に?なった豊のプレイ。だんだん‘何でもあり’になってきた。良いことである。
 
 バンドは生き物だから笑ったり泣いたりする。走ったり歩いたり躓いたりする。その瞬間をいかに共有するかが、そのバンドの価値と言うものだろう。
 うちのバンドはいいな。そうとう良くなって来た。牛角の熟成ハラミ以上に、じゅくじゅくと熟成してきた。スケベ心を隠せる大人たちになってきた。

 なのでレコーディングである。曲はさんざん溜まっている。断片だけでも300曲くらいはあるだろう。連中と一緒に演ることを思い描いて作ったものだ。バンドレコーディングの環境は満たされていないが、なんとかなるだろう。
 
 スタートする。

リハーサル開始

2006-05-26 00:27:14 | Weblog
 “Mountain Rock #005”に向けてリハーサルが始まりました。
 俺のライブは基本的に3パターン。バンドの連中と創る“Mountain Rock”、弾き語りの“Mountain Folk”、知り合いを呼んでジョイントで行われる“Singer Song Riders”。それぞれ、違う色合いの自分が出せたらいいな、と思ってこしらえているパフォーマンスの場です。マウンテンと名付けたのは、木々のざわめきや風の香りが感じて欲しいと思ったから。俺は岩手で育った山の子なんです。そう言えば昔、マウンテンっつうバンドあったな。好きなバンドだった。

 さて、その“Mountain Rock #005”。良いものになりそうです。#005とナンバーがふってあるように、今のメンバーになってからまだ5回目のライブ。えっホント?自分で驚くくらい、自由に楽しめるバンドが出来上がっています。短時間のリハーサルでもなんか形になってしまう。
 どんなふうに転がっていっても決して崩れることのないもの…。気持ちが一つになれば、ROCKは向こうからやって来てくれるようです。
 恋とおんなじだな。

冷やし中華、じゃなくってブログ始めました。

2006-05-19 18:31:40 | ごあいさつ
 そもそもミュージシャンが日々の想いを書き連ねるのは、どうしたものか。
 そいつは詞なんぞに姿を変えてオギャーされるべきだと考えるのだが、時代はそうではないの、の一言に弱いのもまたミュージシャン。とうとうブログすることに相成った。よろしく、と三回言う。
 屁理屈を並べるあいだに時間は十秒もすすむ。もったいない。全盛期大魔人のごたる直球こそエンタテインメント。ともかく先へ進むのだ。
 おぉ立派な写真がアップされているではないか!この峠の我が家こそ、スタジオ、NO SHAPE SOUND。バストイレ付きの瀟洒な二間。
 ここから数々のギョーン、ガーン、タリラル、フィーンなどが生まれている。高橋研さん、加藤いづみさん、狩野良昭さん、寺田恵子さん、叶正子さん、中西正博さん、なんかがガリーン、シュワッ、ドゥラリー、ジャカジャーンしてきた聖地なのだ。
 天井はいい具合にカーブをし、胎内を思わせる半円のドーム状。アイボリーのソファに横になるとアッという間に朝になる。ベランダに伸びたクスノキの緑が夏の朝には美しい。ホッホッホッと欠伸する。ザワザワザワと葉揺れが応える。
 ブログを始めるからには、まずここを紹介したかった。一番の秘密の場所だからね。つまり謎をかいま見せることでしょ、ブログって。
 ここから生まれるすべてを愉しんで欲しい。そんな感じの今日の俺。