vagabond moon

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ふるさと。

2013-03-24 04:31:56 | 人間は考える葦である
母親の親友が亡くなったので、
気を落としていないかと盛岡へ。


老人はこちらが思うより達観していて意外に元気。
良かった。
ひと安心。


雪かきをし、温泉に行き、また雪かきをし、盛岡下小路のラーメンの名店中河へ。
メニューは中華そばオンリー。
バランスの取れた懐かしいビジュアルが食欲をそそる。
550円と言う値段が謙虚でよろしい。


昨今、ジャズが流れるラーメン屋が多いこと。
気に入らない。
演歌を流せよ。


井沢八郎とか、佐々木新一とか、北原ミレイとか聴きながら、
しょっぱい中華そばを味わいたいのだ。
あ、時代錯誤でしたね。


ちなみに中河は岩手放送が流れていました。
TBSっぽかった。






当たっちゃったぜトムペティ。

2013-03-22 10:07:54 | ライブ
去年は行けなかったTom petty&The Heartbreakersのツアー。
今年はアリーナクラスではなくNew YorkのBeakon Theatre(2600人収容)が5日間、
Los Angelsの Henry Fonda Theatre(1350人収容)が6日間のみ。
チケットはネットによる抽選。
勇んでクリックいたしました。


結果、ツアー初日のNew York公演をゲット。
前から4列目のすんばらしいシートです。
よしっ!初夏はNYCだ。


ギター、アンプ、エフェクター、マイクのあれやこれや。
メンバー同士の目配せのあれやこれや。
ディテイルが確認できると思うと、鼻息が荒くなります。
ふんふん。


Foo FightersのDave Grohlが監督した映画「Sound City - Real To Reel」にもTomは出演、
予告編で渋い喋りを聞かせています。
デジタル全盛の波に乗れず、閉鎖を余儀なくされた名門レコーディングスタジオのドキュメンタリー。
あれは観ないとな。

東京も良いけどイスタンブールもね。

2013-03-16 13:25:02 | 人間は考える葦である
非国民だと罵られても構わない。
イスタンブールオリンピックが観てみたい。


東京招致に反対している訳ではない。
小学生の時に東京オリンピックの国中あげての大騒ぎを体験。
その後、ソウル、北京。
極東アジアの大会はさんざん観てきたので、
スポーツイベント好きとしては、
う~ん、そろそろ違うヤツおかわり、と言う気分なのだ。


東京で柔道、ソウルでテコンドーが正式種目になったように、
見たこともない伝統競技を知ることができるかもしれない。
カバディやセパタクローみたいなヤツがあったら愉快だな。
イスラム世界の開会式は、想像しただけでもワクワクする。
「飛んでイスタンブール」がテレビやラジオで流れまくるだろう。
ん、庄野真代のその次のシングルは「モンテカルロで乾杯」だったっけ?


写真はそんなこと考えながら本日歩いた散歩道。

一日中つだみさこ。

2013-03-12 10:35:26 | スタジオ
6時起床。
散歩。
8時朝飯。
エンジニア北城から送られて来たつだみさこ仮ミックスをチェック。
10時終了。
11時出発。
途中つださんをピックアップして、第三京浜。横浜の北城スタジオへ。
12時つけ麺。
1時スタジオ到着。
ミックスダウン開始。
あれこれ。
7時終了、夕飯ハンバーグ。
8時マスタリング開始。
あれこれ。
深夜1時終了。


北城「けんさん、車でチエックしながら帰るよね」
俺「…」


深夜3時帰宅。
つだみさこで破裂しそうな頭に焼酎3杯。
4時、やっと沈没。






めでたしの小山。

2013-03-07 20:57:33 | 人間は考える葦である
小山卓治のデビュー30周年を記念した詩集「旅をする言葉」。
デザイナーのコヤママサシさんから送っていただいた。


ページを繰ると人生の匂いが立ちのぼる。
メロディから解放された30年ぶんの言葉が別の生き物になる。
懐かしく鬱陶しい。
空気の比重が重くなる。


詞と詩。
これほどテイストが違うとは思わなんだ。
煮魚と刺身。
茹で卵と生卵。
野菜炒めとサラダ。


同じ素材が味わいを変える。
一粒で二度おいしい。
アーモンドチョコレートのように、
甘く歯ごたえのある言葉だな。


めでたし小山。








疲労困憊焼酎男。

2013-03-06 08:23:08 | スタジオ
二日にわたって我が家で鎌田ひろゆきくんの録音。
布団部屋にマイクをセット、
マットレスやら毛布やらを吸音材にした即席のブースで歌ってもらう。


ギター弾き語りの録音は初めてなので、
なかなか難しい。
鎌田くんは声がデカいので、
ギターに立てたマイクに歌がけっこうカブる。
あれこれ試しつつ7曲収録。
お疲れさま、鎌田くん。


鎌田くん終了後の二日目の夜は、つだみさこの唄入れ。
エンジニアに渡したボーカルトラックが1曲歪んでいたので録り直し。
深夜0時まで頑張って歌ってもらった。
お疲れさま、つださん。


長時間の慣れない録音で疲労困憊。焼酎2杯。
身体を少し鈍感にして、布団部屋の機材をバラす。
片付いた部屋に寝床をこしらえ速攻気絶。
お疲れさま、俺。


明日は税金あれこれだ。



笑いと音楽。

2013-03-03 07:54:01 | 人間は考える葦である
久しぶりに落語。
権太楼、さん喬。
ど真ん中の三列目という特等席。
演目は十八番の「らくだ」と「幾代餅」。
声使いや表情がはっきり見て取れてありがたい。


「らくだ」はRock'n Roll、「幾代餅」はバラード、
音楽に例えるとそんなところだろう。
破壊も愛も笑いに変えて生き続ける古典芸能の中に、
音楽のヒントがある。


たとえばボブ・ディランやトム・ペティや初期のブルース・スプリングスティーンを観るとき、
微笑んでいる自分に気づく。
少し奇妙な動きと歌。
コメディの要素を身につけているパフォーマーは魅力的だ。


そんなことをぼんやり考え、
会場の駐車場でコインを入れていたら、
最後の100円が車の下へポロリと落ちた。
這いつくばる俺の姿はコメディだが、
誰にも見られたくない、と、そう思った。