vagabond moon

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新潟豪雨、大変だ。

2011-07-30 06:14:51 | ギター
音詰まりがあった、
82年製、TOKAI SG-60。
修理が終わって、
シャーウッドギターから戻ってきました。



原因はフレットが浮いていたこと。
すべてのフレットを打ち直し、
余韻がまろやかになりました。
デッドポイントも無し。
ついでにナットを外側寄りに切り直してもらったので、
シェイクハンドのコードが押さえやすくなりました。



シャーウッドの太田さんも、
「いやぁ、このギターはいいよ。 
 ソンギブなんかより良くできてるよ」
と、業界用語で、褒めることしきり。
 


70年代~80年代、
日本のロックの黎明期を支えたのは、
安価で最高の楽器を作り上げた、
日本のギター製作者のみなさんだったのですね。




しかし、


こうもギターが増えると、
修理代が馬鹿にならない。
子だくさんの一家の塾の月謝みたいに、
毎月、福沢諭吉が何人か消えて行きます。




親心としては、どのギターも、
コンディションを維持してあげたい。
うむ、
ギター三昧、
痛し痒し。




そういえば、
バンジョーギターを、
買いました。




さよなら、きょうちゃん。

2011-07-29 13:27:52 | 人間は考える葦である
叔父貴が亡くなった。
きょうちゃん、
享年78。



上京したての若いころ、
よく食事に招いてくれた。
お世話になった。
5人いる母親方の叔父の中でも、
いちばん野放図で、ヤンチャで、なおかつ、お洒落な人だった。



同じ進学校を出たのに、
二人ともドロップアウトしたものだから、
研はきょうちゃんと似ているな、と、
盆正月、
親戚たちに言われ続けてきた。



競馬のノミ行為でパクられ、
女房と子供に愛想をつかされ、
晩年は寂しいものだった。



大福を持って、
病室を見舞うと、
俺の好物を覚えていてくれたのか、と、
黄色い顔で笑った。



葬儀には、
俺と同じように世話になった従兄弟たちが、
あちこちから駆けつけた。
絶縁した子供たちも、最後はしっかり見送った。




とんでもない人だったねぇ、
出鱈目な人生だったねぇ。
でも、それが、
きょうちゃんが望んだ生き方だ。




ありがとう、きょうちゃん。



俺もまだ、
貴方のように、
ひらひらと、
さ迷っています。











御無沙汰でございます。

2011-07-27 10:25:06 | 人間は考える葦である
しばらくブログ、お休みしてました。
夏バテです。
頭がボーっとして、気力が沸きません。



でも、もう大丈夫。
ここのところは過ごしやすい日々。
ウォーキングとオムロンの低周波治療を繰り返しながら、
復活しつつあります。



自分のアルバム、
他のアーティストのアルバム、
盛岡でのチャリティコンサート。
山積みの懸案の事項は、
菅政権のように遅々として進みません。




が、
少しずつ、少しずつ。
亀のように歩んでゆきましょう。



まずは、ライブ。
しばらく遠ざかっていましたが、
9月、10月に仲間たちとライブが出来そうです。



アコースティック、エレクトリック、
両方とも企画しています。
正式なアナウンスメントをお待ちください。



これからが夏本番、
みんなも夏バテに気をつけて!
元気に楽しみましょう。

奇跡を起こすのは人の力だ。

2011-07-18 06:38:51 | スポーツ
うほっ!
なでしこが勝った。
泣いた。



サッカー国際試合、
これまで、
夜更かし、早起き、いろいろあったが、
こんなイイ気分は初めてだ。



東京オリンピックのバレーボール、
東洋の魔女。
あれを思い出した。



体力差を克服して日本チームが勝利したのは、
記憶の中で、その二つだけ。
あぁ、ありがたや。
生きてて良かった。
勇気をもらった。



焼酎が美味い。
サキイカも美味い。



日本中が幸せに包まれたらいい。
暗い気分が吹き飛んだらいい。



また女性に力をもらったが、
本望である。
ありがとう!日本女性たち。




この歓びを胸に、
男子としての、全うを心がけたいものです。




沢選手、
もう触手がうごめいているかもしれないが、
くれぐれも国会議員にはならないでね。



是非とも、
そのまんま、そのまんま。




ともかく、
おめでとう!
そして、
ありがとう。






鰻セッション。

2011-07-16 05:23:47 | リハーサル
久しぶりにギターアンプを鳴らした。



以前お知らせしたように、
若者二人と狩野ちゃんとスタジオ入り。
その場でリフやコード進行やビートを考えながらの曲作り。



さすがにウチのバンドメンバーみたいに、
あうんの呼吸とはいかないが、
ギクシャクするのもまた楽し。



10曲ほど録音して、
本日のギャラ、
鰻重をふるまう。



「初めて食べます」と言う20才の若者たち。
俺と狩野ちゃんより、鰻がバッチリ効くだろう。
良い恋をするのだよ。




しかし、
あらためて思う。
はやくバンドメンバー全員そろってギュィーンと音出ししたい。



鰻重より強烈なセッションを、
俺の下半身が欲しがっている。




果てしなく続くギターいぢりの旅。

2011-07-14 16:22:34 | ギター
その昔、高見沢氏からいただいた、
70年代テレキャスター。



ナチュラルからレイクプラシッドブルーに再塗装して、
ルックスは申し分なくカッコいい。
が、
外見に比して、
薄っぺらな音が気に入らない。
見た目は良いが、
中身のない女のようである。



生音は鳴っているのに、
アンプに繋ぐとレンジが狭い。



ここはひとつ、
オジサンがイイ女にしてあげよう、と、
スケベ心が頭をもたげ、
ピックアップ交換。
モノはSEYMOUR DUNCAN ANTIQUITY II。



暑い部屋の中、
ハンダを駆使して、
汗だく作業なんとか終了。



アンプに繋ぐと、
ああああああ、
良い音だ。
リンディフレーリンやジェイソンローラーみたいな高級感はないが、
親しみやすく、暖かなジャリジャリ感。
このピックアップ、
結構好きかもしれない。
大満足。




また一人、
イイ女にしてしまったな、
と、
天知茂のようにニヒルに笑う、
タオル鉢巻き汗だく男なのでした。








東京亜熱帯。

2011-07-12 21:11:54 | 
暑いです。
バテてません?
みなさん大丈夫ですか?



気温、
36℃や37℃が当たり前のように、
ニュースで流れています。
昔は35℃で大騒ぎだったのに。



ここ数年、
東京がめっきり暑くなったのは、
地球全体の温暖化に加えて、
お台場や汐留なんかの、
臨海副都心ビルのせいなのでしょうね。




海風をさえぎるような都市計画。
東京ばかりではなく、
日本の都市のあちこちに見うけられる光景です。



国土が狭いからと言って、
むやみに埋め立てて高層ビルを建てると、
ロクなことになりません。



行きあたりばったりは、
もうそろそろ止めにして、
日本のこれからを、
しっかり考えないといけない時期ですよね。



何年か経って、
40℃超えの日が来たら、
文字通り、
殺人的な夏になってしまいます。
心配だ~。





あまりの暑さに、
昨今のわたくしは、
Tシャツに扇子という、
センスの悪いファッション。




親爺ギャグ。
おあとがよろしいようで。




テンツクテンテン~。













ギュィーンといきたい。

2011-07-09 08:42:47 | リハーサル
なかなかバンドのライブが決まらない。




メンバーのスケジュールがタイトなので、
しょうがないが、
ガツンと音出ししたい気持ちは治まらない。




なにしろ最後のバンドライブ以降、
ギターが4本、アンプが1台、エフエクターが4個、増えているのだ。
彼らに早くいい思いをさせてあげたい。



なので、来週あたり、
若者を集めて、
セッションしてみることにした。




セッションしながら、
曲作りするのは楽しい。
独りぼっち、
アコギやピアノで作るのとは、
趣が違うものが出来あがる。




夏は恋の季節ではなく、
創作の季節であ~る。





ま、
恋もしたいものですけど。

またやってもうた。

2011-07-06 15:03:24 | ギター
酔っては、いかん。
酔ってオークションをやっては、いかん。



ギターを保管するスペースがないのに、
落札してしまった。
俺の好きなブランド、
TOKAIのSG。
82年製。



でも、
ホワイトだと思っていたらアンティークアイボリー。
SG特有の、鳴らないデッドポイント多数あり。
安物の糸巻きでチューニングしづらい。
交換してあるグレコのピックアップがいまいち。



だから、
酔って入札しては、いかん。



反省しつつ、
チェリーに再塗装して、
シャーウッドギターに調整をお願いして、
糸巻きはゴトーに交換して、
ピックアップはベアナックルに取り替えて、
などと落札価格の3倍以上する夢を描いている。



反省の色、
どこにもなし。



でも、
ま、
いっか。
他に贅沢をしているわけでもない。




酒はいいちこ、
朝飯は松屋、
購読紙は東京新聞。
さらに、
これでも音楽家なのだから。




ギターいぢりは楽しい。
はやくライブでお披露目したいな、っと。






悪いヤツ、嫌なヤツ。

2011-07-06 02:17:24 | 人間は考える葦である
力を盾に物を言う奴は最悪です。
しかし、
力が無いと回せて行けないのが政治の世界。




王政や階級支配と言ったものに、
民衆が立ち上がったのが共産主義革命。
人間は平等であるべきだ、と言う、
高邁な思想のもとに生まれた、
理想的な国家像のはずでした。





しかし、
結果、
レーニン、金正日、など、
多くの独裁者を産み、
共産主義は破綻して行きます。





民衆の味方だったはずの人間が、
権力を握った瞬間、変貌してしまう。
それは、人類は愚かで、
欲深い生き物だからなのでしょう。





菅直人は市民活動家、
松本龍は解放同盟。




弱者に寄り添っていたはずの人たちは、
白雪姫のオオカミみたいに、
偽善と背中合わせで、
権力志向なのでした。






民主党代表選挙の時、
小沢一郎と菅直人を表して、
渡部恒三が言っていた言葉、

「悪い奴と嫌な奴、
どちらかを選ばなくてはいけない我々も苦しい」




俺だったら、
確実に、
悪い奴を選んだでしょう。




なぜなら、俺自身の評価として、
悪い奴と言われるのは、許せるけれど、
嫌な奴と言われるのは、決して、許せないか。




くだらない奴らが政治を仕切っている。
民主党も、
自民党も、
二世議員も、
市民活動家も、
もううんざりだ。




被災した人たちは闘っている。
一緒に闘える政治家を、
みんな待っている。