vagabond moon

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別宅。

2008-01-30 11:00:52 | スタジオ
 昨夜は事務所のスタジオで焼酎を飲りながら作曲。そのまま泊まる。週に一二回はこんなふうなので、ソファで眠るのはお手のもの。頭の位置も足の伸ばし具合も俺とソファが覚えている。
 
 事務所のスタッフは「ちゃんとベッドで眠った方がいいんじゃないですか」と心配してくれるが、固さもサイズもベッド並みに寝心地がよろしい。このソファのおかげで安心してスタジオで飲めるのだ。バスルームも付いているし、防音用の毛布もたくさんある。足りないのは女性だけだが、ギターを抱けば似たようなくびれを感じることができる。
 
 が、やはり淋しい。

毒。

2008-01-29 01:41:34 | ライブ
 立川一門の新春落語会を観にゆく。談志の声の衰えに切なくなるが、衰えを笑いにする凄味に改めて感服。死やセックスや差別を笑いにできる落語家は談志で最後になるのだろう。毒がなくなると芸は廃れる。紳助がさんまを凌駕したのはほど良く毒があるからなのだ、きっと。


 

おっさん。

2008-01-28 03:41:41 | 人間は考える葦である
 青空が綺麗だったので公園を散歩。真冬の空気は身体を浄化してくれる。池沿いの散歩道。枯葉がさくさく音をたてて、つま先が楽しい。小さな湿地でサギが泥をつついている。のどかな日曜日。

 しかし、

 「渡り鳥にエサをやらないでください。」と言う看板のすぐ脇で、池にポプコーンをばらまいているバカがいる。いい年をしたおっさんだ。ほーれほれほれ、という感じでカモの群れをあっちへやったりこっちへやったり。支配者になった気分でいらっしゃる。
 
 自然界のルールをぶっ壊すバカがいる。そのバカが何百人何千人何万人何十万人何百万人何億人もいるから、環境が破壊され地球は悲鳴をあげる。
 先週、同じ場所でエサをやっていたのは楽しそうな家族連れだった。無邪気なのは結構だが、バカは困る。

小山との二日間。

2008-01-27 02:06:54 | スタジオ
 金曜土曜の二日間、小山卓治のレコーディング。ドラムは渡辺豊、ベースは榎本高、ギターは狩野良昭と俺、エンジニアは井野健太郎。いつものメンツと加齢臭をまき散らしながらROCKするのは森の中にいるようで心地よい。小山もスタジオと喫煙室を往復しつつ、マイナスイオンをプンプン放って歌っている。よしよし。
 
 久々にスタジオでエレキギターを弾いたのが楽しくて、プロデューサー業放棄。プレイバックをろくにチェックせず、ただただギターをいじり倒した。こういう時って後々色々気になって困るものだが山本リンダ。もうどうにも止まらない。

 レコーディング終了後、ライブのため早退した小山以外のメンバーと神保町「いもや」で天丼。550円で幸せになる。揚げたての海老、烏賊、海苔、きす。ごま油と天つゆのバランスが素晴らしい。コストパフォーマンス高し。おかわりっ!

東京ラジオデパート。

2008-01-23 03:04:51 | ギター
 先日ラッカー塗装したツイードチャンプ。どうせなら真空管も換えてやろうと秋葉原へ。東京ラジオデパートというイカした名前のビルジングを探検する。
 ライブハウスの物販スペースほどの店鋪がひしめき合っていて、かなりアジアなところ。屋台村っぽくってアナクロで、俺好き。また行こうっと。

 結局、真空管だけでは終わらずギター用にコンデンサーだの配線材だのハンダだのを買い込む。先頃のハンダの失敗にもかかわらず、だ。あぁ、俺はいつも俺に期待し過ぎてしまう。また後悔するのだろうな。でも、いいの。楽しいから。

 夜はつだみさこさんのライブを観る。事務所に寄ったら、色糸ステラのみなさんがライブの打ち合わせ。いいなぁ、おまいらばっかり。

ふぐ。

2008-01-22 00:02:52 | 人間は考える葦である
 土曜日は高校の同窓会。日曜日はふぐ。月曜日は温泉。小原庄助の歌のように(古っ)、身上をつぶしそうな毎日を送っている。
 遊びたくて遊んでいる訳ではないのだが、遊ぶのがイヤな訳でもない。人生の微妙なバランスの上で、ふらふら、ふーらふら、と、お付き合いに名を借りた怠惰な日々が流れてゆく。
 
 だいたい俺はふぐが好物ではない。嫌いなわけでもないが。上記の微妙なバランスの上で、つらつら、つーらつら、と箸を運んでいるだけなのだ。ペラペラの食い物にン万円も払うなど馬鹿馬鹿しい。納豆と味噌汁とお新香があれば東北男児は越冬できる。食事はエネルギーの補給なのだ。
 だが、「ほう、おたく、一切れ千円ですか。」などと言いながら、つらつらするのも悪くはない。たまにはね。
 ほんのたまにはね。

半田溶助。

2008-01-17 02:31:17 | ギター
 テレキャスターのセレクターの調子が悪いので、「よし、たまには自分でハンダやっちゃえ」と、決意。コテやらペーストやらを仕入れて配線のやり直し、ジュージューやってみました。
 子供のころ、模型やラジオにハンダを施したりもしたので、ちょっと自信もあり、なめてかかっていたのです。
 
 三か所ほどジュージューした結果、調子が悪いどころか、音の出ないエレキギターをこしらえてしまいました。なんとかブリッジ側のピックアップは復活したものの、ネック側はジーとかビビビが中心で時々ギターの音がするだけ。
 
 そう言えば、子供のころからハンダは好きでしたが、余計なことをやるのも好きなヤツでした。そいつを忘れておりました。

ジョン・クーガー・メレンキャンプ物語。

2008-01-12 20:42:45 | 人間は考える葦である
 外国のアーティスト本、けっこう好きなのです。「ボブディラン自伝」はかなり面白かった。友人たちに勧めても好評でした。文章のすべてが寓話や詩のようで、読み物として素敵な本です。
 
 最近読み直しているのが、「ジョン・クーガー・メレンキャンプ物語」。どうしようもない田舎の不良が、騙されたり乗せられたりしながらアメリカンドリームをつかみ取るサクセスストーリー。
 向こうの音楽業界のドロドロや、アメリカの田舎の実情がリアルに描かれていて少し切なくなったりもする。
 
 ブックオフあたりで見かけたら、手に入れてみてください。

いじくり。

2008-01-09 02:25:04 | ギター
 年始と言うことで、楽器の手入れをしています。
 
 ジャガーのブリッジをオリジナルに交換して、ゆるゆるになっていた糸巻きの穴を埋め直しました。ガタつきがおさまったぞ。ふぅっ、いい感じ。
 
 続いてテレキャスターのボディの塗装はぎ。水研ぎペーパーでゴシゴシ。70年代の分厚いポリ塗装がラッカーっぽくなってきて渋いぞ。若干鳴りも良くなったようで弾いていて楽しい。ホコリまみれになったかいがありました。来週あたりネックも剥いでやろう。ふぅっ、手が茶色だ。

 そして今日は朝からフェンダージャパンのツイードアンプにラッカー塗装。マスキングをほどこしてベランダでスプレーをシュー。若造っぽいルックスが20年ほど年をとって、一気にロック創世記のルックスになりました。
 ついでにベランダの白いテーブルにも茶色のスプレーをシュー。お、デンマーク家具のようだ。

 気分がいいので一日中ギターを弾いております。
 

今年もよろしく。

2008-01-06 04:19:15 | ごあいさつ
 明けましておめでとう。
 
 酒びたりのまま、五日になってしまいました。ウコン粒を飲みながら焼酎をあおり、おせちをつついては日本酒をいただく一週間。終わった終わった、太ったかな?、さ、動き出さなければ。

 写真は湯島天神。甥っこが受験生なもので、絵馬なぞを納めに一緒に詣でてまいりました。

 みなさんの年越しはいかがだったでしよう?天気が良くて見通しのいいスタートだったよね。今年はもっとマメにブログ書こう。一応そんなふうに決意しております。
 
 よろしくね。