vagabond moon

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渋谷繁盛亭。

2008-09-30 23:31:15 | 人間は考える葦である
昼間、上方落語祭を聴きに行く。
東京の落語会とテイストが違う。
個性的な面々。
下が上を食う気分に溢れていてスリリングだ。

春団治を聴けたのが良かった。
まさしく春のように、ほんわりな語り口。
ダンディでアホな爺さんだ。

文珍はうまい。
が、俺の好みではない。
ボケる瞬間の計算が窮屈。
インテリの抑制を感じる。
ヨボヨボに年老いたら、もう一度聴いてみたい。

松喬がいい。
発見。
良く味付けされたモツ煮込みのような味わい。
芸がギュウッとしみている。
美味しくいただいた。

小春團治、
染丸。
楽しかったぞお。
笑ったぞお。


夜、西川口で色糸ステラ。
勉強しようね。
音楽は芸事だよ。


秋です。

2008-09-29 01:13:27 | 人間は考える葦である
家では短パンTシャツ。
そろそろ寒いっす。
でもピーンとした空気が透明なので、
できるだけこのまま過ごしていたい。

近所の池も秋風を受けて、
波がさざめいてセロファンのようです。

見かける水鳥が昨日とは違うこと、
そんな日々の発見が楽しい。

柿食いて。

正岡子規。









ビザールでござーる。

2008-09-25 02:44:15 | ギター
ヘンなモノを手に入れた。
すごくカッコ悪く、みょーにカワイイ。
VICTOR SG-12。
エレキギターである。

VICTORと言うのは犬のマークでおなじみの家電のビクター。
グループサウンズ時代、かの大企業もギターを売っていたのだ。

古くてヘンテコなのをビザールギターと言うらしいが、
こいつはまさしくその代表。
ヘッドにしっかり犬のマークが付いている。

64年製なので、ボロボロ。
磨いたり、いじくったりしながらキレイに仕上げてゆく。

糸巻きのネジを歯ブラシでゴシゴシしていたら、
あーっと、
手元がすべって流しに落としてしまった。
カラーンコローン。
さようなら。

近所のホームセンターで同じサイズを探したが、
今の規格では合わないらしく、
泣きたくなる。

知恵をしぼって一日がかりでなんとか復活。
ガツーンと弾くと太くていい音がする。

早く大音量で鳴らしてみたい。
楽しみだよ。


TSUNTA。

2008-09-23 10:47:37 | ライブ
旧友TSUNTAが新たに組んだバンドHaregalasを観にゆく。
吉祥寺のROCK JOINT GB。
新しい小屋だが、なかなか見やすくて良い。
なによりバーカウンターが広いのが気に入った。
大人のライブハウスはこうでなくっちゃ。

TSUNTA。
おそらく7,8年ぶりに会うのだが、
変わらない風貌、変わらないステージ。
でも昔よりロックっぽいかな。

楽屋を訪問。
「変わらないね」と言ったら、
「変わりましたよ」と少しムっとされる。

褒めたつもりだが、そうは聞こえなかったらしい。
コミュニケーションは難しい。

反省。




ケイト・ブランシェット。

2008-09-22 02:44:29 | 人間は考える葦である
DVDで「あるスキャンダルの覚え書き」を観る。
ジュディ・デンチはもちろん凄い女優だが、
ケイト・ブランシェットも負けていない。

「アイム・ノット・ゼア」のディラン役(写真)のクールさを改めて思い出し、
続けて「ヴェロニカ・ゲリン」。

観るのは二度めなので、
ストーリーが頭に入っているぶん、
女優にフォーカスすることができる。
演技の勉強をしている役者の卵のような気持になって、
ちょっと若返る。

映画は監督のものだから、
俳優で選ぶのはどうかと思うが、
たまにはこういう観かたも良いな。

しかし、また女に感心しているぞ、俺。


ショック。小笠原、今期絶望。

2008-09-20 22:07:31 | スポーツ
作詞週間が一段落、久々にブログを書こう。
と思ったら、とんでもないニュースが入ってきた。

アントラーズの小笠原満男がレイソル戦で、
左ひざの半月板と前十字靱帯を損傷。
全治6カ月。

テレビで観ているぶんには、、
それほど酷そうではなかったのに。
もともと我慢強いタイプだからなぁ。

Jリーグに加えてACLもあったし、
連戦の疲れが溜まっていたのだろう。

俺の今年の予定は、
アントラーズがJ1優勝、
小笠原がMVP獲得。

うーん、本当に残念だ。

小野、高原、満男。
黄金世代と呼ばれる選手たちは、
なぜか怪我や病気で活躍のタイミングを逸してしまう。
1999年のワールドユース準優勝でツキを使ってしまったのか。

ともかく、ゆっくり怪我を直して、
来季は目の覚めるような活躍をしてほしい。

ガンバレ。

若ノ鵬。

2008-09-13 01:06:54 | 人間は考える葦である
復帰させてやりたい。
が、
相撲協会や日本の社会があっさり受け入れるとも思えない。
残念。

朝青竜事件と同じで、これも日本と他国の文化の問題。


欧米では、マリファナの個人使用は解禁に等しい。


本人の罪悪感も、
立ちション、
水出しっぱなし、
賭け麻雀、
パチンコ景品換え、
お婆ちゃんが危篤と言ってズル休み、
原チャリ禁止なのにバイクで登校。
おそらくそんなもの。

お国が違っても、二十歳の若者はナメ切っていたに違いない。


マリファナと、コカインやヘロイン。
欧米の認識はまったく違う。
日本では麻薬という言葉でひとまとめ。
電車で携帯使ってるヤツのほうが、
人に迷惑かけてるぶん、若ノ鵬よりバカだと思うが。

とは言え、ここは日本。
二十歳の会社員がマリファナ吸ってたらクビだろうから、
妥当な措置なんだろうな。


そこで相談だ、若ノ鵬。
あきらめてプロレスをやりなさい。
露鵬、白露山。
君たちもプロレスラーになって、
三人でタッグチームになりなさい。
マネージャーは曙。

相手の日本人タッグは蝶野、橋本、武藤、
マネージャーを猪木にやってほしいが、
今となっては叶わない。
なので森嶋、秋山、健介か?


最近のプロレスラー知らねーな、俺。


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ。

2008-09-11 04:48:00 | 人間は考える葦である
懐かしい映画をテレビでやっている。
セルジオ・レオーネ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の、
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ。

ぼんやり観ているが、つまらない。
封切りの時は、いいなと思ったのに。
俺のアンテナがダメになったのか。


2、3日前に観た「県警対組織暴力」。
こっちのほうがドキドキした。
深作欣二は色褪せない。
東映のヤクザものに、当たりはずれはない。


その昔、俺も映画に出た。
「戦国自衛隊」。

初めての現場の緊張感を、
今も忘れられない。

だんだん仲間になってゆく感覚。
一緒にモノを作っているんだと言う恍惚。
夢みたいな経験だった。


音楽にキチンと持って帰れたかどうかは分からないが、
少し取り組みかたが変わったようだ。
プロの凄まじさを覚えた三か月だった。


15年くらい前のニューヨークのオープンカフェ。
ロバート・デ・ニーロを見た。
奥さんと子供を連れてコーヒーを飲んでいた。

普通のオッサン。
ハジける秘密は何なのだろう。
普通でい続けることが、
高低差を生むんだろうな。