vagabond moon

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武蔵野ギターと長い1日。

2011-05-31 05:20:11 | ギター
修理をお願いしていたギルドD-40が出来上がったとのこと、
シャーウッドギターの太田さんのもとへ。



カッタウェイのネックが1弦側に倒れてきたので、
思い切って大手術。
ブリッジの弦止め穴の位置を6弦側にずらしてあけ直し、
もとの穴をふさいでもらった。



おう、
なんと弾きやすくなったことか!
相変わらず見事な仕事っぷり。
工賃も安い。
太田さん、ありがとうございます。



ギターを受け取って、
シャーウッドギターの近所、
黒目川のほとりを散策。
このあたりは武蔵野の雑木林が残っている。
ザワザワと気持ちいい音がする。
宮沢賢治の気分で、写真の天神社にお参り。



夕暮れの武蔵野を後にし、
学芸大学のコニシスへ。
こちらも修理を依頼していた録音機材、
DRAWMER1960とFURMANのディストリビューターの引き取り。



コニシスはもうすぐ平和島へ引っ越すらしい。
遠くなるなぁ。
すこし寂しい。



重い機材を、
よいこらしょっとトランクに積み込んで、
中野のギターハウスへ。



委託販売してもらっていた、
1976製TELECASTER CUSTOMに買い手がついた。
それなりに愛着があるギターだったが、
重さ4.4kg。
腰痛持ちには厳しいウェイト。



分け前をいただき、
中野フジヤカメラへ。
一眼レフを眺めながら、
燃え上がる物欲を抑え込む。




長い1日。
倒れ込むように、
午後10時就寝。








不器用ですから。

2011-05-29 08:02:00 | スタジオ
美的センスが、わたしにはない。




SMAP中井くんや、
ダウンタウン浜ちゃんの描いた絵を見るたび、
あ、俺もあんなもんだ、と、
笑えない。




センスがない上に、
手先が不器用なので、
自分にイラっとして、
深みにハマる。
子供の頃、
いつまでも靴ひもが結べなくて、
母親にあきれられた。



しか~し、
男の子なので、
日曜大工、
ラジオ工作、
なんぞはスルスル~っと出来るヤツになりたい。




今日も今日とて、
ラジカセ修理。



スタジオモニターの定番、
名機SONY ZS-F1のスピーカーのウレタンエッジを交換する。



専用ボンドで貼り直すのだが、
はみ出したボンドが、
素人っぽくて情けない。
が、
やはり自分でいじると愛着もわくというものだ。




ま、
不器用ですから。



足元が揃った。

2011-05-27 10:39:59 | ギター
すでに販売終了になった伝説のエフェクター、
WAY HUGEのRED LLAMAを手に入れた。




TOM PETTYのライブDVDでも、
足元にその姿が確認できる。
TOMは、もう一台欲しくて、
ギターテクニシャンに探してもらっているらしい。




日本製のクローンモデルも試したが、
オリジナルとは音の質感がまるで違う。
同じくらい太い音がするのだが、
RED LLAMAのほうが太さが引き締まった感じ。



昨日届いたばかりで、
詳しいことは、まだ何もわからないのに、
ムフフと笑みがこぼれる。



週末に時間をかけてチェックしてみよう。
道具が揃うと、モティベーションがあがる。




大工、庭師、料理人、
音楽家も同族である。



飲むも良し、飲まれるも良し。

2011-05-22 14:55:16 | ライブ
めでてえな、めでてえな、と、言いながら、
加藤いづみ20周年コンサートが終了。
参加してくれたみなさん、
本当にありがとう!


盛り上がりましたね。
会場の熱気、
たくさんの眼差し、
まだ身体のあちこちにに焼き付いて、
フルフルしています。



打ち上げは飲み放題のお店。
意地汚く、ベロベロになるまで頂きました。



どうやって帰ったのか、
記憶は宇宙の彼方。
ま、
めでたい日と言うことで。





20年間、
一人の女性アーティストの生きざまをウォッチできて、
幸せです。



21年目のスタートが、
加藤いづみの未来にしっかり繋がりますように。




巨人の星の明子ねえちゃんのように、
そっと見守っていたいと思います。




あぁ、
二日酔いだぁ。





20周年である。

2011-05-21 07:42:58 | ライブ
本日、渋谷PLEASURE PLEASUREにて、
加藤いづみデビュー20周年記念コンサート「zero」開催。




デビューからの全シングル曲を、
できるだけCD通りプレイするという、
無謀な企画。



リハーサルをしてみて気づきました。
シングル曲って遊びの要素があまりない。
どの曲も4分以上の長さ。
しかも、
半分以上、
失恋ソング。



なので、
とても、
とっても、
ほんとうに、
気が遠くなるくらい、
重いです。




豚骨ラーメン大盛り背脂大量ぶっかけニンニク豆板醤煮タマゴ二つ入りです。




いらっしゃる方は、
覚悟を決めて来てください。




おかげさまで、
前売りはソールドアウト。
満員のみなさんと共に、
濃密な加藤いづみワールドを楽しみたいと思います。




ディープだぜっ!





上ケン笑う。

2011-05-19 05:06:30 | 
5/21渋谷のリハーサルに上田ケンジが合流。




若者だと思っていたら、
いつのまにか40代後半だそうな。
早く俺の年に追い付けばいいのに。
できたら追い越して欲しい。




KENZI & THE TRIPS、
the pillows、
といったロックバンドを経て、
上ケンは自ら唄うプロデューサー。
札幌にスタジオを作り、
レーベルを立ち上げ、
頑張っている。




人生を感じさせる顔つきになったな。
哀愁と激情を兼ね備えた笑顔である。
どことなく、
フランスの天才アーティスト、
セルジュゲンズブールの面影がある。




上田ゲンズブール。
不気味な笑顔に更なるシワシワが刻まれることを祈って、
5/21を待つ。











お台場は車だと時間が読めん。

2011-05-18 02:24:22 | ライブ
フジテレビ、ミュージックフェアの収録。



加藤いづみ、「好きになって、よかった」を、
ピアノ武部さん、
コーラス槇原くん、MIWAちゃん、
ギター俺で演奏。




テレビは久々なので、
借りてきたネコ状態で、
地に足がつかぬまま、
収録終了。
くくく。



いろいろ反省しつつ、
現場のスタッフのプロフェッショナルぶりに感心。
俺以外のプレーヤーの流麗さに感動。



加藤いづみ、
堂本兄弟や、ミュージックフェアのコーラスワークで、
鍛えられているのはキャリアとして素晴らしいことだ。



明日はまた、
5/21渋谷に向けて最終リハ。



チケットはソールドアウトになったらしい。
みんなありがとう!



今日頂いたプロ根性を添えて、
期待にこたえられるよう、
良いコンサートにしたいと思います。

ディープだぜ。

2011-05-14 16:02:10 | ライブ
本日、大森「風に吹かれて」にてライブ。
札幌楽天舎マスター、浅井のぶさんの東京公演にお呼ばれです。



小山鎌田近藤の三人も合流。



店の近所には昼間っから開いている飲み屋があったりして、
なかなかディープで楽しい町です。



リハーサルもまだなのに、
不謹慎にも打ち上げのことばかり考えています。



こういう町は、
やはりホッピーだろう、とか、
どの店も煮込みが美味そうだ、とか、
レバ焼き食いで、とか。



そんなこと考えてたら、
リハーサル開始です。



みなさんも、
ライブ→煮込み、レバ焼き、ホッピー、の世界を、
味わいにいらっしゃいませんか~?

VOXの50周年記念モデル、AC15-H1TVLだっ!

2011-05-11 15:56:16 | ギター
実はわたくし、VOXのアンプはすでに2台も持っている。
しかも2台とも同じ機種、AC30-6TB。



エルビスコステロやトムペティが、
ステージでAC30-6TBを2台並べているのを見て、
若気の至りで購入。



しかし、
アホは後で気づく。
彼らはアリーナクラスのステージで、
ライブをやっているのだと。



わたくしが演奏しているような、
100人入ればギュウギュウのライブハウスには、
1台でもデカすぎる。
なのに、
2台も!





腰痛持ちになって、
20年余り。
AC30-6TB一号二号は、
ずうっと事務所で埃をかぶっている。



そろそろ小ぶりのVOXアンプが欲しい。
と、購入するに至ったわけだ。



今朝のこと。


ピンポーン。
クロネコで~す。
待ってましたぁ~。
ドアを開ける。
お荷物で~す。



うっ。
ち、違うっ!
届いたAC15-H1TVL、
見るからにデカっ!
思ってたサイズの1.5倍はあるやんけ。



持ちあげて見る。
重っ!ゴツいっ!



大島優子を注文したのに、
和田アキ子が届いた感じ。

舞の海に挨拶したら、
振り向いたのが曙だった感じ。

フレンチブルドックだと思っていたら、
ブルドックだった感じ。





う~む、
ちゃんとサイズを確認しなくちゃね。
とりあえずジャラ~ン。



うわっ!音もデカっ!




腰痛に加えて、
難聴にもなりそうな、
ロケンローラーである。





リハ初日、頑張ったぞ。

2011-05-06 23:37:23 | リハーサル
加藤いづみ、デヴューして20周年。
そりゃ、俺も歳をとるわ。



おんなじように年齢を重ねた面々。
ピアノ佐藤史朗、
ベース榎本高、
ギター狩野良昭。
5月21日、渋谷PLEASURE PLEASUREで行われる、
加藤いづみデヴュー20周年記念ライブ「Zero」の演奏メンバーである。



いづみ姉さんの記念すべき日なので、
デヴューの頃から、
レコーディングやライブで付き合いのある仲間が集まってくれた。
20年の重さ、長さを、みんなで振り返る。
愉快でグッとくるライブになりそうだ。
上田ケンジもベースを持って駆けつけてくれる。



リハーサル初日から飛ばしたせいで、
疲労困憊、
頭クラクラ。
明日もリハだと言うのに、
先が思いやられるなぁ。



と思っていたら、
写真中央グリーンのシャツのニューフェイス、
若者ドラム海老原君。



みんながスタジオ入りする1時間前から個人練習していたにもかかわらず、
リハーサル終了後、
「俺これからセッションしに行きます」だと。



おう、男の子、元気だわい。



ちなみに、
加藤いづみデヴューの年、
彼は4歳だったそうな。



ははははは、
俺は35歳でした。




負けないぞ。