vagabond moon

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トムペティのように。

2021-05-25 07:10:48 | 曲作り
若者の音楽に追いつこうと、
耳ダンボで聴いてみるが、
複雑さにリタイアしてしまう。
先日ライブで、
高校生の時に聴いていた曲をカバーしたら、
A→A'→B→A"みたいなシンプルな構成が多く、
それが新鮮で楽しかった。


複雑な曲に追いつけない。
そのくせ、俳句のように、
少ない音数で歌を作る能力も僕は乏しい。
いつの日か、と思いながら曲を紡ぐ。
敬愛するTom Pettyの代表曲「Free Fallin'」は、
F→B♭→B♭/F→Cの2小節を繰り返すだけ。
無駄のない人生を生きたのだろう。
そうでありたい。






さよならピアノ。

2014-09-05 12:59:46 | 曲作り
ときどきピアノで曲を作る。
加藤いづみの「ZERO」「屋根の上で」なんかがその代表。
ギターの曲とは違った味わいの作品が出来上がる。




なのだが、このたび、
アップライトピアノを手放すことにした。
音がデカすぎて夜弾けない。
マンションの上階から聴こえるピアノが上手すぎて、弾くのが恥ずかしい。
などがその理由。




音小さめのシンセピアノのほうが、
気兼ねなく曲作りできそうだ。
いろいろ気を使いながら、
生きています。



ひきこもりリスナー。

2014-01-30 10:10:03 | 曲作り
今年はアルバムを何枚か作ると心に決めたので、
刺激を受けるべくCDを買い込む。
ひきこもりリスナー。
若いころに影響されたミュージシャン、アーティストが何人も亡くなった。
やがては俺も死ぬのだなと漠たる不安の中、
作品を残さず死ねるものかと一念発起の日々である。


Jポップも素晴らしいのだろうが、
洋楽の工夫には頭が下がる。
野球も良いがメジャーを見ると、
目線の角度が上になる。


まずは加藤いづみのアルバム。
連日ディーバたちの歌声に浸っていたら、
恋がしたくなった。








情熱。

2013-04-03 00:51:10 | 曲作り
被災地のみなさんの頑張りにに刺激をもらって、
「情熱」というタイトルの曲をつくりました。
黙々と生きている後ろ姿に見え隠れする、
陽炎のようなエネルギーを曲に注ぎ込んでみました。
ライブでも2度ほど歌いました。


月曜日、NHK盛岡放送局のラジオ番組「がんばろう岩手」に出演させてもらい、
録音した音源を紹介することができました。


遅々として進まない復興復旧の力になれたら良いと思っています。
旗を振って先頭を歩く政治家や役人がいないのなら、
それぞれが出来ることで、
小さな旗を振り続けることが大切なんだと、
今あらためて思ってます。


俺の人生にも小さな変化がいくつか有って、
そのダメージを反発心に変えようともがいているところです。
楽な人生なんて無いよな。
与えられたハードルを楽しむ余裕はないけれど、
乗り越えないとつまらないから。


写真は盛岡、高松池の白鳥。
小雪の舞う中、優雅に泳いでおりました。

F#m。

2012-09-18 22:03:20 | 曲作り
エフシャープマイナーの曲を作った。
結構気に入っている曲なので、焦りは禁物。
焦ったらイカン。
そのうち歌詞が降りて来るだろう、と待っている。
待っている。
待っている。


待っていたら、2年も経ったので、腹が立った。
いい加減どうにかしたい。
デタラメ英語で歌うと良い感じ。


途中経過でも良いから、
阿佐ヶ谷あたりでお披露目したい。
歌詞は厄介な生き物です。





かやちゃんのうた。

2012-05-17 05:14:12 | 曲作り
20日に友人の結婚式。
ほんとは去年の春の予定だったのですが、
震災で流れてしまい、このたびめでたく挙式。
出席できないのでDVDでコメントと演奏を録りました。


もう誕生している長女伽耶ちゃんのために新曲を制作。
「かやちゃんのうた」
可愛い曲ができました。
オッサンのダミ声では雰囲気が出ないので、
加藤いづみを呼んで収録。
やんちゃな仕上がりになりました。


今までも、結婚式のために何曲か作ってきました。
友人の笑顔を想像しながら作るのは楽しいです。


さて、
次は誰?
もういねぇか。

音楽の春。

2012-04-21 08:57:23 | 曲作り
久しぶりにピアノを弾いてみたら、2曲できた。
チューニングしていないので、かなりホンキートンクだけれど、
春に弾くピアノは気持ちがいい。
きちんと世話してあげようと決意。
ネットで調律師探しの旅に出る。


昨日はアマゾンでゲットしたRadial Reamp JCRが届いた。
ラインで録音したエレキギターの音を、
後日アンプで録音できるという代物。
自宅でゆっくりフレーズを考えて、
そののちスタジオでゆっくりアンプの音作りができる。
時間に追われることがないのは嬉しい。
使いこなせるようにしましょうね。


自宅スタジオに遊びに行きたい、と小山卓治からメール。
さ、どうぞどぞどぞ、と言いたいところだが、
部屋ぐしゃぐしゃ、片付けられない女ほどの騒ぎではない。
今日明日あたりでお掃除したいものです。






HOWEVER。

2010-09-14 09:21:15 | 曲作り
絶え間なく注ぐ愛の名を 永遠と呼ぶ事ができたなら
言葉では伝えるこ事が どうしてもできなかった
愛しさの意味を知る



カップヌードルのCMで流れてくる、
GLAYのHOWEVER。



冒頭の歌詞の意味が、
俺には全く理解できないのに、
あれよと言う間にヒット。
世の中と自分が離れ始めたことを感じた曲である。



調べたら、
1997年の発売。



あれから14年。
世の中と俺の距離は、
縮まらず、
あのまんま。




世間などという、
いいかげんなものを、
気にしてはいないが、
ポピュラー音楽家のはしくれとして、
無視するわけにもいかない。
折り合いをつけるべく、
今もなお、
奮闘努力の日々である。





ところで、HOWEVER。
タイトルとコード進行は、
OASISのWHATEVERからいただいていたのね。



そんなことに今ごろ気づくなんて。



14年も前から、
俺はボケはじめていたのだろうか。


ディランにはじまる。

2009-02-04 23:05:08 | 曲作り
大黒摩季さんに「翼の折れたエンジェル」をカバーしてもらった時のこと。
プロデューサー武部聡志さんからの電話が鳴る。

「研さん。あそこのメロディって半音上、それとも下?」

あそこと言うのは、
「もし俺がヒーローだったら」の「だっ」の部分。

半音上だったらメジャーコード、
半音下だったらマイナーコード。
アレンジ前に確かめておきたいのは当然である。

「えっと、どっちでもいいです。唄って気持ちいいほうで。」
「ええっ!そんなぁ。どっちかにしてください。」
「でも…どっちもありなんで…。」
「あとで文句言わない~!?。作曲者でしょ、いいの~?」
「あ、はい。すいません…。」

最後の方はなんだか情けない。

ちなみに、
あゆみバージョンはメジャーコード、
俺バージョンはマイナーコード。

俺バージョンはメロディごと違う。
歌唱力のある人がよくやる「崩し歌い」ではなく、
メロディそのものが別バージョン。

そんなのあり~?

すいません…。

でも、でもね。
ディランの「レイ、レディ、レイ」を聴いていただきたい。
時代によってメロディが三種類あり、
それがすべて素晴らしい。

オメー、あそこまでブッ飛んでねぇだろ~!?

あ、
はい、
すいません…。

ラスト一曲。

2009-01-08 12:18:52 | 曲作り
一人合宿も第4コーナー。
あと1つ詞を書けば終了である。
ふぅ。

事務所暮らしにもすっかり慣れた。

美味いラーメン屋も見つけたし、
入浴剤も買ったし、
散歩のコースも出来た。

今日は5時起き。
夜明けまで詞を考えて、
日が昇ったらウォーキング。

健康なんだか、
不健康なんだか…。

バルコニーで富士山を眺める。
チューリップの鉢植えが芽を出していた。

うむ。

東京暮らしもいいもんだ。