vagabond moon

BLOG OPEN

WAITING。

2007-10-29 05:21:07 | 曲作り
 三日ほど曲作りの日々。トムペティやサラマクラクランや奥田民生にパワーをもらいながら、ギターをかき鳴らす。俺は天才かと言う瞬間と、俺はアホかという瞬間が交差して面白い。
 
 基本的にアホ、だが時々素晴らしい。

 おそらく曲は突然山から脳みそと心に下りてくる。俺は恐山のイタコになってそれを待つだけだ。狐憑きになるために酒を飲む。
 

 狐憑きの俺は、日常と妄想の境目を行ったり来たりしながら、やがてそれが言葉やメロディになるのを待っている。愛しい夕暮れは落ちてゆき、冬の気配はもうそこだ。

里帰り。

2007-10-23 11:15:48 | 人間は考える葦である
 知り合いの店の35周年記念パーティーに出席するため、ひさびさに盛岡に帰省しました。
 駅に着いたらまずは駅前の盛楼閣で冷麺をいただくのが俺のしきたり。ん~やっぱり美味い。ぴょんぴょん舎も良いけれど、盛楼閣のほうがダイナミックな味がします。ぴょんぴょん舎は銀座でも食えるしね。
 
 パーティーの翌日、二日酔いの身体にむち打って八幡平へ。紅葉狩りであります。悪天候のため頂上までの道路が通行禁止、と言うバッドタイミングでしたが、麓でも十分キレイ。森はいいなぁ。
 俺はやっぱり森の子です。

スッポン。

2007-10-12 09:20:56 | 人間は考える葦である
 東京ドームのおとなりにある小石川後楽園。ダーッと広い敷地のなかに山あり川あり池ありお堂ありで、一回りすると結構腰にきます。
 自転車にのっていると気づくのは東京って意外に水と緑が豊かだってこと。さすが家康が選んだだけの肥沃な土地ですな。

 この公園にはスッポンが住みついているらしいのですが、いまだお目にかかっておりません。
 捕まえたい。好物なもので…。

秋祭り。

2007-10-08 01:38:03 | 人間は考える葦である
 近所の神社で秋祭りがありました。お囃子の音に惹かれて行ってみると、縁日も地味ながら並んでいて、いい感じ。東京音頭、炭坑節、ETC.老若男女が踊っておいででした。
 
 しか~し、気になったのが太鼓と鐘のコンビネーション。鐘の手数がやたらに多くてドドンガドン、カラカッカと言うお馴染みのリズムが身体に響いてこない。まるで浅草サンバカーニバルなような有り様なのでした。

 若いアマチュアバンドを見て思うのと、おんなじ感想。日本人は田植えをする民族。腰が据わってないと、落ち着かないよ。
 
 

腹ボテ。

2007-10-03 11:26:00 | スタジオ
 加藤いづみ、カバーアルバムのレコーディング。妊娠中にもかかわらず、頑張っておいでになる。女の人には勝てません。勝とうと思ってしゃにむに突っ走っていた二十歳の頃の俺がバカでした。三十歳の頃の俺がロバでした。

 妊娠中の女性の声は、ちょっぴりだけどハスキーになる。お腹の子供を気づかってか、力が抜けて優しくなる。
 今しか出ない声を記録するのは大切なこと。人生の節目にこそ、ナチュラルな変化が現れる。

 身重の身体にむち打つわけにも行かず、ゆったり優しいレコーディング模様。なんかいつもと違ったものが出来上がりそうだ。

 買ってね!