vagabond moon

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みなさん復活。

2010-11-28 19:06:47 | 映画
DVDで映画「レスラー」。



ミッキーロークが素晴らしい。
どうせダメダメなんだろうな、
と、思って見ていたら、さにあらず。
主人公のロートルレスラーは、
ミッキーローク以外には考えられないハマり役。



パルプフィクションのトラボルタのように、
よみがえって欲しいなぁ。
トラボルタほど融通は利かないが、
油絵具のようにベタベタしたしつこさは捨てがたい。



もう一人、
共演のマリサトメイも復活組。
「いとこのビニー」を観た時の衝撃は忘れられない。
「ギルバートグレイプ」のディカプリオを観たのも、たしか同じ頃。
こいつら、凄っ!、と思った演技派新人二人組。
その後、ディカプリオは↑で、マリサトメイは→。



でも、この映画の彼女は、いいです。
惚れ直しました。



そしてエンディングテーマの、
ブルーススプリングスティーン「THE WRESTLER」。



この人の良さはアメリカの哀愁だったのね、と納得。




好きだった人たちが、
俺の中で三人復活して、
日曜の夕暮れが過ぎて行ったのです。





いつも出だしでつまづきそうになる。

2010-11-27 18:02:54 | 健康
季節の変わり目ということなのか。
昨日から腰がぎっくり気味。
最悪の時ほどではないが、
動くのが辛い。



月曜日にバランスクリニックを予約してあるので、
それまでの辛抱、と安静にしているのだが、
土日で余計にひどくなったらどうしよう、と、
不安にもなる。



来週は新しく手がけるアーティストのレコーディングが始まる。
スタートダッシュを心掛けたいので、
体調不良はよろしくない。



月曜日、朝10時。
ゴッドハンドの力で、
なんとか救ってもらうしかないなぁ。



あいたたたたたた。







痰ツボはホーロー製。

2010-11-26 10:40:01 | 健康
区の定期検診。
今回は肺の検査。



事前に三日分の痰を採取して、
提出することになっているのだけれど、
むずかしいね、痰を取るのって。



日ごろ、
痰など意識して生きていないので、
空咳したり、
腹筋に力入れたりしてみるが、
いっこうにうまくいかない。



出てくるのは、
唾ばかり。
後日提出で、
許してもらった。




その昔、
JRが国鉄だったころ、
駅のホームの柱の下には、
小さな穴のあいた痰ツボが置いてあって、
お父さんたちはその穴めがけ、カ~ッ、ペッ!!!と、
それは見事に痰をストライクさせていたものだ。



お~、大人はすごい、と、
子供たちはそのテクニックに、
心で拍手し、
きたねえなと顔をしかめたりしたのである。




おそらく今のオレは、
おのお父さんたちくらいの年齢なのに、
痰吐きがうまくならない。



あの時代のように、
街のあちこちに痰ツボがあったら、
三日分などお茶の子さいさいで、
取れているのかもしれない。




だが、
街に、
痰ツボは、
いらん。



何が起こるか分からない。

2010-11-24 13:41:37 | 人間は考える葦である
北朝鮮の砲撃には驚いた。
こうしたことは突然起こる。
何が目的なのかは知らないが、
家のドアに銃弾を撃ち込まれたようなもの。
韓国の人たちの怒りとため息が目に浮かぶ。



世界の流れが大きく変化している。
その証が今回の砲撃だろう。



凋落気味のアメリカと、
上げ潮の中国、ロシア。



中露のバックをかさにきて、
強気に打って出る北朝鮮。
ヤクザもんがついている新宿のチンピラのようである。



これから先、
極東の覇権をめぐって、
いろいろ起こりそう。



日本が巻き込まれるのは必至なので、
はやいとこ、
ちゃんとした政治家を見つけなくてはならない。



どっかにいませんかぁ~?

アリスインワンダーランドと奇妙な果実。

2010-11-22 20:52:38 | 映画
見すごして、見すごして、
また見すごして、見すごして、
やっと観ました「アリスインワンダーランド」。



やはりいいです、ティムバートン。
ジョニーデップは、
このひとの映画の時が、
いちばんジョニーデップ。
異才が作ると、
役者も奇才になりきれるのですね。




物語の終盤、
ジョニー扮するマッドハッターとアリスの会話。

「つまり君も少し変な人なんだ」
「たぶんね」




おお、
これは俺の作品、
「奇妙な果実」の詞のフレーズに、
クリソツではないか。



ひょっとしたら、その昔、
原作「不思議の国のアリス」から、
いただいたのかなぁ?
思い出せない。




が、
映画ラストのアリスの生き方は、
まさしく、
「奇妙な果実」の主人公みたいだった。




変わってるって、
人と違うって、
とても良いことなんだよ。

三遊亭つださん。

2010-11-20 12:42:36 | ライブ
銀座MIYA CAFEで、つだみさこライブ。




ひさびさだったので、
その落ち着きぶりに驚いた。
ライブを重ねてきたおかげなのかな、
堂々としたステージ。



客席とのやり取りに遊びがあって、
楽しい。
先日観た前座の落語家たちより、
はるかに達者なお喋りだ。



写真の通り、
楽屋でも余裕のVサイン。




またしても、
女性の凄さにやられ、
肩をすぼめて、
寒空の銀座を歩いたのさ。


喬太郎とおでん。

2010-11-17 07:31:44 | 
落語3人会。
柳家喜多八、昔昔亭桃太郎、柳家喬太郎。



喬太郎、
さん喬の弟子だけあって、
仕草、物言い、すべてが巧い。
どんなプレイでもこなすギタリストみたい。
しかもクラプトンのように、
破たんがない。
職人。
名人。



噺が収まるべきところに収まると、
まったく気持が良い。
落語とは、
予定調和の芸。
ストーリーを知っている観客を、
笑わすのだから大変だ。




終演後、
横丁のおでん屋。
〆張鶴、すり切り三杯。
美味い。



和風の一日でありました。



良識派。

2010-11-15 08:38:37 | 人間は考える葦である
正しいことを正しいと言い張るだけでは、
通用しないのが世の中。
多種多様の意見をまとめて行くには、
手練手管が必要なのです。



その手練や手管は、どうやって身につくかと言えば、経験。
修羅場をくぐりぬけてきた人のほうが、経験値が高い。




民主党の方々、
どうにも実戦に弱い。
管、仙石、前原あたりの、
良識派っぽい面々、
結局使いものにならない。



キレイごとを並べるだけで、
教師やPTAに丸めこまれる、
高校の生徒会のよう。
策なし。



そういった輩を、
マスコミも国民も支持したのだけれど。




今更だけど、
やはり、
小沢だったんじゃないの?



カラムーチョ。









ANVIL。

2010-11-14 12:21:10 | 映画
DVDで映画「ANVIL」を観る。



狩野ちゃん、
先日ローディをやってくれたミツオ、
二人のギタリストがすすめてくれたドキュメンタリー。



50歳になっても夢を捨てない、
メタルバンドのお話し。
涙あり笑いありで、
最後まで飽きさせない。



ラストの幕張メッセのコンサートシーンは、
どうみてもヤラせっぽいが、
それはそれでご愛敬。
ま、いっか、と許せてしまう。
主役二人のキャラが素朴で素敵なのだ。



やってることが、
俺とカブっているいるところも、
多々あるのだが、
俺の心はあれほど無垢ではない。




滝にでも打たれようかと、
反省しつつ、
大推薦するDVDなのです。

日本シリーズ、面白かったぞ。

2010-11-08 00:55:46 | スポーツ
普段、野球を観ていても、
チャンネルを代えてしまうのだが、
今回は違った。



スター選手がいようがいまいが、
試合内容が良ければ、
ひき付けられる。



中日vsロッテというカードも、
適度にマニアックで、
ドキドキした。



落合、西村両監督の、
元同僚対決も昭和の匂いがして、
アナクロっぽさがよい。



あぁ、
こういう楽しみ方が野球にはあるのか、
と、
発見が多いシリーズだった。



ロッテとロッテファンの頑張りには、
敬意を表したい。



応援の声が大きいと、
肩入れしてしまう。



フジテレビも延長続きの試合を最後まで良く中継した。




なんだか、
みんなを褒めたくなる日本シリーズだったなぁ。