vagabond moon

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更科ビージーズ。

2022-12-20 03:51:55 | 映画



新宿武蔵野館、『ビージーズ 栄光の軌跡』を観る。
彼らに出会って数十年、
いつかあんな曲が作りたい、と思い続けている。
知られたエピソードが中心の映画だったけれど、
流れる音楽はどれも素晴らしい。
帰り道に食べた、
新宿更科のラーメン&ミニカレーもまた至極のグルメ。
職人かくあるべし、
と、教えられた冬の日でした。





早起き鳥、映画を観る。

2017-11-14 11:45:36 | 映画
知らなかった、
朝8時30分から映画が観られるなんて。
予想通り、客は俺ひとり。
高知で「グッバイ、レーニン!」を鑑賞して以来、
2度目の貸し切り状態である。



コーヒー片手に、ど真ん中にデンと座る。
腰痛が騒ぎだしたら、立ち上がってストレッチする。
巨大なシャーリーズセロンと二人きり、
自宅でスクリーンを観ているような、
贅沢な2時間であった。



次回はコートの下にこっそり部屋着を着て、
寝起き気分で楽しもうと思う。



ショックなことがただ一つ。
シニア1枚と言ったら、
身分証の提示を求められなかった。




幸せと不幸は背中合わせである。

勧善懲悪、ガッテンガッテン。

2017-02-02 01:08:33 | 映画
映画「マグニフィセントセブン」。
なんでしょう、観たあとの落ちつく感じ。
おそらく昭和30年代生まれのDNAには、
娯楽映画≒西部劇と言う等式が組み込まれているのです。




ジュリアーノ・ジェンマ
クリント・イーストウッド、
リー・ヴァン・クリーフ、
フランコ・ネロ。
ガンマンに憧れる少年のために、
あのころデパートのおもちゃ売り場には、
回転式拳銃が山ほど置いてありました。




勧善懲悪。
悪者は滅び、正義は勝つ。
複雑なお話が多い昨今、
単純なストーリーを身体に入れてあげたら、
猫背がしばらく治まる気がします。








元気いただく。

2016-09-30 09:54:43 | 映画
ジョンカーニーの「シングストリート」。
ハリウッドから地元アイルランドにもどって作った、
おそらくは自伝的な音楽映画。




カーニーの作品、
「ONCE ダブリンの街角で」は、
ギターの狩野ちゃんが主演二人のライブに行くほど大ハマり。
「はじまりのうた」は、
日テレの安岡氏が「ケンさんに観てほしい~」とブルーレイを贈ってくれるほど大ハマり。
かく言うわたくしもカーニー信者のはしくれなので、
歌と夢をいただきにビールとポテトで池袋。




観終わってコンコースを歩いていたら、
なんだか足元が軽い。
いつもの1.5倍のスピードで歩く。
どうやら、
元気をもらったみたいです。


背伸び映画。

2016-09-20 09:18:14 | 映画
雨続きで家にばかりいたら、
日付の感覚が失くなってしまいました。
世間様の連休は一段落していたのですね。




ん?
と言うことは、
俺ライブあるんじゃないか?
と、スケジュールを見てみたら、明日でした。
欠席するところでした。
以下、よろしく!




9月28日(水) 阿佐ヶ谷 harness
「Singer Song Riders ~第十九夜~」
鈴木純也(OHIO101,うつみようこGROUP,SPIKYPOP)/ 高橋研
19:00open / 19:30start
door ¥3,000 / adv ¥3,500+(1ドリンク)



シンゴジラ、観ました。
子供には難しい映画かもね。
でもそれでよし。
背伸びして観た映画は、
人をちょっと成長させるのです。




と、ここまで書いて、
ライブは来週だと気づきました。
失礼。
来週会いましょう。
ボケ、始まりました。

JERSEY BOYS。

2014-10-23 16:19:48 | 映画
遅ればせながら、映画「JERSEY BOYS」観てきました。
アメリカでの評判は今一つらしいですが、
俺は喜怒哀楽総動員して楽しむことができました。
クリントイーストウッド監督の安定感が心地よい。
大外れしないのがカラー。



なにより劇中に流れるフォー・シーズンズの音楽が素晴らしい。
演奏シーンになると、映画館の空気が震えるようでした。
悔しいけれど、
映画で音楽の価値を再確認すること多いです。



帰り道、
無性にキングトーンズが聴きたくなって、
こっそり「グッド・ナイト・ベイビー」を口ずさみました。



みなさん復活。

2010-11-28 19:06:47 | 映画
DVDで映画「レスラー」。



ミッキーロークが素晴らしい。
どうせダメダメなんだろうな、
と、思って見ていたら、さにあらず。
主人公のロートルレスラーは、
ミッキーローク以外には考えられないハマり役。



パルプフィクションのトラボルタのように、
よみがえって欲しいなぁ。
トラボルタほど融通は利かないが、
油絵具のようにベタベタしたしつこさは捨てがたい。



もう一人、
共演のマリサトメイも復活組。
「いとこのビニー」を観た時の衝撃は忘れられない。
「ギルバートグレイプ」のディカプリオを観たのも、たしか同じ頃。
こいつら、凄っ!、と思った演技派新人二人組。
その後、ディカプリオは↑で、マリサトメイは→。



でも、この映画の彼女は、いいです。
惚れ直しました。



そしてエンディングテーマの、
ブルーススプリングスティーン「THE WRESTLER」。



この人の良さはアメリカの哀愁だったのね、と納得。




好きだった人たちが、
俺の中で三人復活して、
日曜の夕暮れが過ぎて行ったのです。





アリスインワンダーランドと奇妙な果実。

2010-11-22 20:52:38 | 映画
見すごして、見すごして、
また見すごして、見すごして、
やっと観ました「アリスインワンダーランド」。



やはりいいです、ティムバートン。
ジョニーデップは、
このひとの映画の時が、
いちばんジョニーデップ。
異才が作ると、
役者も奇才になりきれるのですね。




物語の終盤、
ジョニー扮するマッドハッターとアリスの会話。

「つまり君も少し変な人なんだ」
「たぶんね」




おお、
これは俺の作品、
「奇妙な果実」の詞のフレーズに、
クリソツではないか。



ひょっとしたら、その昔、
原作「不思議の国のアリス」から、
いただいたのかなぁ?
思い出せない。




が、
映画ラストのアリスの生き方は、
まさしく、
「奇妙な果実」の主人公みたいだった。




変わってるって、
人と違うって、
とても良いことなんだよ。

ANVIL。

2010-11-14 12:21:10 | 映画
DVDで映画「ANVIL」を観る。



狩野ちゃん、
先日ローディをやってくれたミツオ、
二人のギタリストがすすめてくれたドキュメンタリー。



50歳になっても夢を捨てない、
メタルバンドのお話し。
涙あり笑いありで、
最後まで飽きさせない。



ラストの幕張メッセのコンサートシーンは、
どうみてもヤラせっぽいが、
それはそれでご愛敬。
ま、いっか、と許せてしまう。
主役二人のキャラが素朴で素敵なのだ。



やってることが、
俺とカブっているいるところも、
多々あるのだが、
俺の心はあれほど無垢ではない。




滝にでも打たれようかと、
反省しつつ、
大推薦するDVDなのです。

駆け込みセーフ。

2010-04-30 06:37:35 | 映画
公開最終日の前日、
やっとアバターを観る。


3Dメガネをかけ、
吉川晃司に変身。



しかし、
吉川メガネは慣れるまで疲れる。
画面が暗いのも難点。
3D、
まだまだ改良の余地がありそうだ。



映画は、
「もののけ姫」「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」
プラス、
「エイリアン」「マトリックス」
プラス、
「七人の侍」
という感じ。



あ、これ、
あの映画のあのシーンだ、
と、
発見するのも楽しいし、
映画自体も良く出来ていて、
興奮の館内であった。




ここで告白。


じつは3D映画は初体験ではない。



高校生の頃、
学校をサボって、
3Dポルノを、
盛岡東映に観に行った。



外人のオネーさんのオッパイが、
あちこちに飛び跳ねて,
スターウォーズなみのスペクタクル。


エロどころではなかったのを覚えている。




あの頃のメガネは、
ペラペラの安物で、
館内は、さながら、
スケベな月光仮面の集会。



正義の味方は、みんな、
北欧ポルノに、
めっきり弱いのだった。