vagabond moon

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好奇心。

2008-11-10 09:45:13 | 人間は考える葦である
知りたいことがまだまだある。

耳に届いていない唄、
見たことのない景色、
感じたことのない感情。


大事なのは、どれくらい、自分が人生を楽しんだかということ。
それが最後の自分の成績表。

故、筑紫哲也さんの言葉である。


朝日ジャーナル時代、
中村あゆみをライブハウスに観に来られた。
音楽マスコミ以外で、
初めてインタヴューをしてくださった。

その後も、
格闘技の会場、
ミュージカルの幕間、
コンサートホールのロビー。

さまざまな場所でその姿をお見かけした。


好奇心がなくなると心は死ぬ。

身体が死んでも、
ふくらんだ心は、
世の中で、
しばらく生き続けるものだ。


祝優勝、西武。

2008-11-09 22:19:01 | スポーツ
今年の日本シリーズは面白かった。
レギュラーリーグ一位同士の戦いは、
腰が座っていてレベルが高い。

リーグでの強さそのままに、
期待の選手が活躍して、
うーむ野球もいいなぁ、
と、焼酎をグビり続けたのであった。

どちらかと言うと、
アンチジャイアンツ。
なので
西武寄りで見ていたら、
七戦目には、
そうとうライオンズ贔屓になっていた。

岸も平尾も中島も涌井も、
大久保コーチも黒江ヘッドも渡辺監督も、
キャラが明確で、
観ていて、
楽しい、頼もしい。

応援しがいのあるチームだなぁ。

どんな世界でも、
プロって、
そういう気分にさせてくれるものだよね。


ウッドデッキ。

2008-11-05 09:15:32 | 人間は考える葦である
小室哲哉逮捕。
憂鬱な気分になる。

駆け抜けたスピードが、
速かったぶんだけ、
クラッシュのダメージも、
大きかったのだろう。

再起を願う。


暗い気持ち。
このまま一日過ごしそうなので、
事務所のバルコニーに、
ウッドデッキをこしらえはじめる。


ファックス。
訃報。
元ユイ音楽工房の陣山さんが亡くなった。
大好きな人だった。

ロスとメルボルンで、
一緒にレコーディングした。
加藤いづみと知り合うきっかけを、
作ってくれた人。

もう一度、会いたかった。
飄々とした笑顔を見たかった。
残念。
合掌。



はぁ、
と溜息をつきながら、
ウッドデッキ用の板を塗る。
何枚も塗る。


乾く頃には、
すこし、
楽になって、
いるだろう。




ポール・トーマス・アンダーソン。

2008-11-01 11:21:24 | 人間は考える葦である
渋谷で色糸ステラのツアーファイナル。
無事終了。
魂がすこし見えて、
ぼんやり形になってきた。

物事すべて、心がすべて。
気持ちひとつで好転も転落もする。


安心したので、帰って深夜DVD。
見逃していた、ゼア・ウィル・ビー・ブラッド。
はまる。

いかんなぁ。
劇場で観るべきだった。
最近、怠け癖がついている。
ノーカントリーもDVD鑑賞してしまったし。


良くも悪くもポール・トーマス・アンダーソンは凄い。
マグノリアは最悪だったが、
ゼア・ウィル・ビー・ブラッドは最高、
はまってもはまらなくても、
心も振幅がデカい。

でも俺にとっての最高傑作は、
ポールが撮った、元カノ、
フィオナアップルのプロモーションヴィデオ。
すべての映像が斬新で、何よりフィオナが可愛らしい。

新作が見たい。
よりもどしてくれへんかなぁ。