ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

秋山郷でキャンプ 2

2004-10-19 | 旅行
陽もすっかりと暮れ、どんどん冷え込んでいった。キャンプ場前の国道も車の往来がなくなった。

さ、前菜のチーズフォンデュの出番だ。キャンプ用のクッカーに、フォンデュ用のチーズを400g入れる。そして白ワインをドバドバと入れ、鍋を火にかけてチーズを溶かす。溶けきったら、なめらかさを出すために、コーンスターチを少々入れる。
きちんとフォンデュできたら、バゲット、茹でた野菜(ブロッコリ、アスパラ、カリフラワーなど)、ソーセージ、えびなどをチーズに浸けて食べる。キャンプの時のつまみに最適だ。

「そろそろいいんじゃない?」という一部の声に、ダッチオーブンのオーナー兼料理責任者は、「いやいやまだまだ」とその声を突っぱねた。
しかし、火にかけてから2時間は過ぎている。とりあえず、除いて見て様子を見てもいいんじゃない?というその他の声を聞き、オーブンを火から下ろした。
緊張の一瞬である。・・・パカっ(蓋を開ける音)
 ぷ~んと漂う焦げた臭い・・・。そうなのです。そこには丸焦げの鳥がいたのです。
一緒に入れた、たまねぎや、にんにくなども真っ黒。その炭化した物体を見つめ、一同声を失った。
しかし、正気を取り戻したオーブン責任者は、ぶ厚いこげを取り、食べられるであろう部分を救出した。
それは、ちょっとやりすぎたスモークチキンのような味がした。

そして、ちょっと水分の多いビーフシチュー(スープ)を食べ、体を温める。
かなりの冷え込みで、最終的には、上3枚にダウンジャケット、下は2枚にボードウエアと長靴、そしてニット帽という姿になった。

みんなで焚き火を囲み、体を温める。夜空を見上げると、空一面の星
本当に綺麗で、一瞬寒さを忘れる。
薪が無くなったので、テントに入り、シュラフにもぐりこんだ。

朝、7時ごろに目が覚めた。しばらくゴロゴロしてからテントの外に出た。気温は4℃。
空は、雲一つ無く快晴だった。太陽が見えると、なんとなく暖かく感じる。
鳥甲山も、キャンプ場からハッキリと見えた。残念ながら、苗場山は、キャンプ場からは見えなかった。

国道を挟んだキャンプサイトでは、ライダーが2人、撤収をしていた。ライダーの朝は早いのだ。
しばらくすると、猫とビーグルがサイトまで遊びに来た。ビーグルは放し飼いされている。
1匹の猫は人懐っこく、私の後から、ひょこひょことついてくるのだ。かわいい奴だ。

   
  
朝食の準備をしていると、ゴールデン1匹もやってきた。いい匂いがしたのかな?
夕べの残りで朝食を済ませ、ダラダラと撤収にかかった。
そして13:00頃、キャンプ場を後にした。

栃川高原から津南方面に少し戻った所に、“のよさの里”という宿(オートキャンプ場もある)がある。そこのお風呂に入らさせてもらった。(300円)

帰りは、奥志賀林道を通り、奥志賀に抜けた。
車窓ではあったが、奥志賀の紅葉を見ることができた。奥志賀は見ごろで、雑魚川渓谷沿いは、とても綺麗だった。私のベスト3には入る。本当に絵になる風景だった。来年は、車から降りて少し歩いてみたいと思う。

今年最後のキャンプは、晴天で締めくくれて本当に良かった。
キャンプ場自体は、トイレや炊事場が汚い点が良くなかったが、(サイトには犬の爆弾あり)
晴天と紅葉がそれを打ち消してくれた。

来年は、どこに行こうかな。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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トラックバックありがとうございます (じゅん)
2004-10-19 18:16:24
秋山郷のキャンプの様子、目に浮かびます。楽しかったでしょうね。これからもよろしくお付き合いください
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はじめまして (viva!)
2004-10-19 19:25:31
じゅんさん、こんにちは。こちらこそ、よろしくお願いします。

秋山郷キャンプも良かったのですが、奥志賀の紅葉は本当に素晴らしかったです。車窓からだったのですが、目に焼きついています。

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