ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

猫のカレンダー

2004-10-29 | Weblog
昨日、2005年の卓上カレンダーを買った。
私の大好きな写真家・岩合光昭さんの猫のカレンダーだ。
昨年は、小さい壁掛け用の「動物の親子」カレンダーを買った。

岩合さんは、イヌやネコから世界の野生動物まで、地球に生きる動物達を撮り続けている写真家だ。
NHKで放送された、極北の地カナダ・チャーチルに暮らす様々な野生動物たちの営みを追ったドキュメンタリー番組は圧巻だった。岩合さんのプロ魂が感じられる。

岩合さんの写真の中の動物達は、本当に良い表情で、躍動感あふれている。
ただ、かわいいとか、綺麗とかいうのではなく、その何気ないポーズ、表情で、その子の性格まで表されているような写真なのだ。本当に伝わってくる。
例えば、動物の親子の写真なら、子供を見守るお母さんの愛情あふれる表情は、すごく温かい。
警戒している顔、リラックスしている顔、興味があるものを見つめている顔、ほんの一瞬見せる動物の表情は、岩合さんでしか表せない。

今回買った猫のカレンダーは、山と渓谷社から出ている「週めくりカレンダー・ねこ」というもので、“ねこ68匹!”らしい。
日本はもちろん、世界中の飼い猫、野良猫が満載だ。よくある、動物カレンダーとは、ひと味もふた味も違う。
動物のカレンダーを買うなら、岩合さんのカレンダーをオススメする。

大きめのカレンダーは、「日本の猫」と「猫カレンダー・のら」(平凡社)があるらしいが、うーむ。どちらにしよう・・・。非常に悩むところだ。


岩合光昭さんの写真展が、11月3日(祝)まで富山県福岡町の「ミュゼふくおかカメラ館」で開催しているらしい。お近くの方は、ぜひ。・・・行きたかった。

「カメラマン岩合光昭 極北を撮る DVD-BOX」(NHKソフトウエア)も発売中です。

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ベスト盤

2004-10-28 | 音楽
そのアーティストの集大成と言われる、ベスト盤。たくさんのアーティストが出している。
ベスト盤は、そのアーティストの入門編として利用することがある。

しかし、好きなアーティストがベスト盤を出すと聞くと、ちょっとガックリしてしまうことがある。
ベスト盤と聞くと、どうしても商業的なイメージがあり、イメージダウンにつながってしまうのだ。
どうして名曲達をCD1枚に収められるの?私にとって全てがベストなんだ。何がベスト盤だ!と、少々意味不明だが、熱くなってしまうこともある。

だがしかし、彼らの戦略に負けてしまうのだ。ボーナストラックを入れたり、○○バージョンなどと手を変え品を変え、ファン心理を上手く利用する作戦だ。
さんざん悩んだ挙句、買ってしまうわけだが、やはりベスト盤には、そのアーティストの“気持ち”を感じたことがない。(しつこいようだが)

先日、ロビー・ウィリアムスがベスト盤を出してしまったのだ。
大ファンというわけではないが、好きなアーティストの一人だ。
彼のアイドルだったという過去はぜんぜん知らないし、興味も無い。ルックスも好みじゃない。
ただ純粋に、彼の音楽のセンスと、声が好きなのだ。

そのロビーの“ベスト盤”の名前は『グレイテスト・ヒッツ』。・・・まんまやんか。
そのアルバムが、今週(もう先週かな)の英アルバム・チャートで、断トツのトップだったらしい。
しかも、UKで今年最高のセールスを上げたアルバムだと言われている。
CDジャーナルのニュースに書いてあったのだが、そのベスト盤は、国別に収録曲が異なるそうだ。
そしてまた、負けてしまいそうな私がいる・・・。あぁ・・・。

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冬支度、ほぼ完了

2004-10-27 | スノーボード
先週末にオープンしたスキー場もあるというのに、私の冬支度は、ほぼ完了したものの、まだ完璧ではない。

先週、御茶ノ水に行った人に聞いたのだが、“ヴィエント”が超縮小されて、ヴィクトリアのビルの中に入って、2フロアくらいしかないとか。ぜんぜん知らなかった・・・。しかも、新宿店も無くなっていたとは。もしかして、ヴィエントは消滅(閉店)したのか?
せっかくポイントが貯まっていたというのに・・・。まぁ、L-Breathでも使えるのでよしとするか。

先週末に、N市のスノーボードショップを3店ほど回り、やっとビーニーを購入した。
なかなか私の頭のサイズに合うものがないのだ。デザインが気に入っても、試着すると鼻の下まできてしまう物が多く、ビーニーなんてフリーサイズがほとんどだから、半ば諦めていたのだ。

私の頭にピッタリきた“DAKINe”のビーニー。デザインも良く、アクリル100%だから、洗濯も安心。
(本当はVOLCOMで気に入ったものがあったのだが、サイズで断念)
小物でも、もっとウィメンズサイズが充実すれば良いのになぁ・・・。
後は、ソックスを購入。これでほぼ完了だ。
後は、板をショップに取りに行くだけ・・・。一番、重要なものが後回しになっている。

関東圏から脱出して、丸2年になろうとしているのに、メインのショップは、今も池袋。
近所のショップを回ってはみたものの、遠くてもやっぱり馴染みのショップが一番いいことを実感した。
結局、板は一番重要で、値段も高いので、信頼するショップじゃないと買えないと思った。

なかなか池袋まで行く時間もなく、後回しになっていたのだが、オープンするスキー場も増えてくると、ちょっと焦ってしまう。
かといって“激混極細人工雪ゲレンデ”には出来る限り行きたくない。
新しい板は、天然の雪で滑りたいものだ。山も冬支度を完了してもらわないことには、始まらない。

そういえば、大事なものを忘れていた。体の準備が出来てないではないか。よし!筋トレだ。
えーっと・・・11月からでもいいかなぁ。


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日本酒のプレゼント

2004-10-26 | Weblog
日曜日の午前中に、いつも行く所とは別の大型のスーパーマーケットに行ってきた。
そこは、今年の夏にオープンしたばかりなのに、なんだか閑散としていた。
午前中だからかもしれないが、できたばかりなのに、こんなに空いてていいのだろうか・・・。

その日、そのスーパーの一角では、“信州フェア”なるものが開催されていた。
ちょっと覘いてみたが、いまいちパッとしなかった。お客より、従業員の数が多すぎて、なんだか入りづらい雰囲気だったせいもある。
販売のおじさんに声をかけられたので立ち止まると、日本酒プレゼントの整理券をくれた。
ラストの2枚だった。配布時間は、正午からだと言う。
正午までに40分位あったので、その間に買い物をすることにした。

買い物が終わり、買ったものを袋に詰めていると、長野県知事の“やっしー”発見。
あれ、今朝のテレビ(多分、全国放送で生放送)にでてなかったっけ?有名な知事は、多忙なんですね。

正午になったので、日本酒を受け取りに行った。整理券が2枚あったので、2本もらった。
どんな酒かと思っていたら、なんと純米酒。
2002年に認定された、長野県原産地呼称管理委員会認定の純米酒約60点をブレンドしたもので、非売品らしい。
なんて、ラッキーなんだろう。

普段、日本酒はあまり飲まないが、これからの季節、冬の味覚には良く合う。
出身県が酒所なので、嫌いなわけではない。少しだけ、こだわりもある。
おいしいものは、ちょっと高価だったりするので、手に取るものの、結局買わなかったりする。
それと、ついつい飲みすぎると、後でとんでもないことになるので、あまり飲まないようにしている。
日本酒を飲むのは、お正月と、大勢集まる時など。しかも、自宅じゃないと飲まない。というか、飲めない。(いろいろと不安なことがいっぱいあるもので・・・)

今回頂いたお酒は、いつ飲もうか・・・。そして何をつまみに用意しようか。
眺めながら、いろいろ考えるのも楽しい時間かもしれない。

でも、これがおいしくても、2度と手に入らないものだと思うと、封を切るのも勇気がいる・・・。


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新潟中越地震

2004-10-25 | Weblog
土曜日の夕方、スーパーマーケットの駐車場から、前の国道に出ようとしていた時、2秒ほど大きく揺れた。
車の中にいたのだが、始めはなぜ揺れているかがわからなかった。橋の上でもないし、風が強いわけでもなく、路面が荒れているわけでもない。国道に出るために、一時停止していた時だった。
5秒ほどして、地震だったんだと気がついた。車の中で、あれほどの揺れを感じたのは初めてだった。

家に帰り、テレビをつけてみると、ニュース速報が流れていた。
震源地は新潟。そこから少し離れるが、秋山郷付近も被害が出ているらしい。先週、キャンプに行ってきたばかりだ。
実家から電話があった。この週末に秋山郷にキャンプに行っていると思っていたらしい。

19:30頃、再び揺れた。ちょうど冷蔵庫の中のものを出していた時だった。
グラっと冷蔵庫が揺れたので、慌ててその冷蔵庫のドアを閉め、倒れないように押さえつけていた。
家の中にある背の高い家具には、地震対策用のグッズを取り付けてあるのだが、冷蔵庫だけは忘れていた。

揺れがおさまると、興奮気味に「すごい揺れた」を連呼しつつも、石油ファンヒーターのスイッチを切ったり、ガスの元栓を締めている冷静な自分がいた。

そして非常時に備え、防寒具、マット、シュラフ、ポリタンク、バーナー、クッカー、トレッキング用の非常食などを車に積んだ。
洗面用具と1日分の着替え、貴重品をザックに詰め、ヘッドランプと一緒に枕元に準備した。
1年ほど前に購入した、エマージェンシーホイッスルも手のすぐ届く所に置いた。

翌日の日曜日、家の方では揺れを感じることはなかった。
そして、今朝。余震で目が覚めた。寝ぼけながらも、出入り口のドアを全開にする冷静な自分に驚いた。
今日中に、しっかりと非常用の荷物をまとめたいと思う。

私の好きなテレビ番組で、北海道テレビの水曜どうでしょうという番組がある。
そこのHP(http://www.htb.co.jp/suidou/)のトップと、掲示板の書き込みなどで、被災された方の生々しい声を聞いた。

被災地の方たちの心と体の回復を祈っています。

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台風23号の影響

2004-10-22 | Weblog
台風23号は、今年の台風の中で唯一、私の生活に影響が出た。

今日は快晴だが、台風が通過した水曜日は、一日中激しい雨が降っていた。
稲刈りが終わり、殺風景になっていた田んぼは、苗を植えたばかりの水田のようになっていた。

家のまわりは、土砂が崩れたり、河川が氾濫して洪水になったりするような土地ではない。
しかし、今回の台風による大雨で、主要道路や、高速道路が通行止めになった。
おかげで、いつも使う国道が、大渋滞しているのだ。

高速道路は、すでに通行止めが解除されているものの、一般道に関しては、実際にそこに行かないと、どういう状況かわからない。
週末、遠くまで買出しに出かけようと思っていたのに・・・。大混雑は避けられないのだろうか。

前回の台風で、冬シーズンによくお世話になる白馬への道が、地すべりで崩壊してしまった。
復旧の見通しも立たないらしい。先日開通した迂回路も、今回の23号の影響で、新たに土砂の流入や倒木などで、通行止めになったらしい。

この県に引っ越してきて、まだ2年なので知らなかったのだが、この地方は、まわりに高い山や、山脈があるので、強風の影響は少ないらしい。
しかし、2週連続の台風による大雨は、この地方にも最悪の被害をもたらした。

浅間山の噴火や、小規模ながらも度々起こる地震、異常なほどの台風と大雨、他人事のように思っていた自然災害だが、今回のことで、真剣に“もしも”のことを考えなければならないと思った。
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博物館は好きですか?

2004-10-21 | Weblog
唐突だが、私は博物館が好きだ。

今年は、京都国立博物館の「南禅寺」と、東京国立博物館の「空海・高野山」を見に行った。
歴史は不得意だが、仏教美術に興味があったので、とても有意義な時間を過ごすことが出来た。
集中して見たいので、一人で行くのが私の鉄則だ。

開館と同時に入っても、あっという間に時間が過ぎ、気がつけば14:00をまわっていることが多い。
途中、休憩はするが、みっちり4時間は見ている。しかも、ランチも取らずに。

博物館好きになったきっかけは、10代の頃、県立の博物館であった特別展を見てからだ。
それは、縄文時代~古墳時代のものが展示されていた。当時の私は、なぜか弥生時代に興味があり“埴輪”が好きだったのだ。とても興味深く、夢中で見ていた。
目を爛爛と輝かせた10代の女の子が、一人で埴輪を見つめている姿は、きっと異様だっただろう。

学生の頃は、芸術系の学校に通っていたので、授業の一環として美術館に行くことが多かった。
私は、絵は好きな方ではなかったので、退屈していることがほとんどだった。
まぁ、私の選択していたものが窯業(陶芸)だったので、伝統工芸展などは楽しかったが・・・。

なにも、国立博物館でなくても良い。服飾博物館や山岳博物館などいろいろある。寄生虫博物館はイヤだ。
去年行った「テディ○○ミュージアム」は、がっかりだった。
ただ、人形が展示してあるだけで、無理やりテーマを作って、服を着せた人形が並べてある。
しかも、入場料が高すぎる。マニアや子供は楽しいかもしれないが・・・。

そういえば、おもしろい美術館もあった。
長野県の茅野市にある「山下清・放浪美術館」だ。あの放浪の天才画家・山下清の作品が展示されている。
私が行った時は、山下画伯の親戚の方がいらっしゃって、館内を説明してくれた。(もしかすると、館長さんなのかも)
一つ一つ、作品の説明をしてくれたので、とても楽しかった。

博物館などでは、ボランティアで説明をしてくれる人がたまにいるが、美術館ではどうなのだろう。
基本的に、美術館は静かに見なければいけないような雰囲気があるのだが・・・。
有料のイヤホンガイドもあるが、全作品の説明ではないし、質問にも答えてはくれない。
説明ボランティアの方がいるのは、本当に嬉しいものだ。

スキー場がオープンするまでの1ヶ月、暇な週末が続くだろう。
その間に、どこかおもしろい博物館にでも行きたいな。
おもしろ博物館、どこかご存知ないですか?

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喫煙率減少

2004-10-20 | Weblog
今日の新聞で「喫煙率が3割を切り、9年連続過去最低を更新」という記事があった。

以前、私は喫煙者だった。しかし、今は禁煙(断煙)して4年になる。
主人も喫煙者(彼はヘビースモーカー)だったので、家の中はヤニで染まっていた。

禁煙を決意したのは、主人の咳が止まらなくなり、病院に行き、医者に「たばこをやめれば治る」と言われたのだ。
よほどつらかったのか、ヘビースモーカーは、禁煙を決意したのだった。
そして私も一緒に禁煙することにした。

私の場合、よく言われる苦しさみたいなものは無かった。吸いたいと思った時は、それをイメージして深呼吸(腹式で)すると、吸いたい欲求は治まった。あとは、飴をなめたりすれば平気だった。
いつの間にか吸ってしまっていて、それに気づき「あぁ、やってしまった・・・」とガックリしている夢を何度か見た。目覚めた時「夢でよかった」と本当に思った。
主人の方も、挫折することなく順調に禁煙できた。2人で一緒にやったことが勝因だろう。

今ではすっかり嫌煙家になり、たばこの煙に敏感になった。
都会の方では、分煙が進み、禁煙場所も多くなった。むしろ建物内は禁煙のところが多い。路上喫煙も禁止している所もあるくらいだし・・・。
しかし、田舎ではそういう所は、まだまだ発展途上なのだ。駅前の某ファーストフード店では、分煙すらされていないのだ。その上、禁煙タイムもない。有名ファーストフード店なのに、あり得ない・・・。
また、レストランなどでも禁煙席があっても、すぐ隣の席が喫煙席だったりすると意味が無い。きちんとは分煙されていないのだ。
喫煙者が3割なのに、吸わない7割の人が煙を我慢するなんて絶対におかしい。

また、喫煙者のマナーの問題もある。
つい最近、ひどい喫煙者を見た。高速道路の某SAで、皮のつなぎを着たおじさんライダーが、くわえタバコで露店の焼き鳥を買っていたのだが、何が問題かというと、風で舞ったタバコの灰が、網の上に並ぶ他の肉にかかっていたのだ。

一部のマナーの悪い喫煙者のせいで、喫煙者全体が悪いイメージになっているのも確かだ。
私は喫煙していた時は、携帯灰皿は持っていたし、歩きたばこなんてしなかった。
吸わない人が周りにいる時は、「吸ってもいいですか」と声をかけていた。それなりに周りにも気を使っていた。

喫煙者のマナーは、人としてのマナーだと思う。(昔、好きな人が車から吸殻をポイ捨てした時は、一気に冷めた。)

成人の喫煙率が減少傾向にあるなか、未成年者の喫煙が増加するのはなぜだろうか。


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秋山郷でキャンプ 2

2004-10-19 | 旅行
陽もすっかりと暮れ、どんどん冷え込んでいった。キャンプ場前の国道も車の往来がなくなった。

さ、前菜のチーズフォンデュの出番だ。キャンプ用のクッカーに、フォンデュ用のチーズを400g入れる。そして白ワインをドバドバと入れ、鍋を火にかけてチーズを溶かす。溶けきったら、なめらかさを出すために、コーンスターチを少々入れる。
きちんとフォンデュできたら、バゲット、茹でた野菜(ブロッコリ、アスパラ、カリフラワーなど)、ソーセージ、えびなどをチーズに浸けて食べる。キャンプの時のつまみに最適だ。

「そろそろいいんじゃない?」という一部の声に、ダッチオーブンのオーナー兼料理責任者は、「いやいやまだまだ」とその声を突っぱねた。
しかし、火にかけてから2時間は過ぎている。とりあえず、除いて見て様子を見てもいいんじゃない?というその他の声を聞き、オーブンを火から下ろした。
緊張の一瞬である。・・・パカっ(蓋を開ける音)
 ぷ~んと漂う焦げた臭い・・・。そうなのです。そこには丸焦げの鳥がいたのです。
一緒に入れた、たまねぎや、にんにくなども真っ黒。その炭化した物体を見つめ、一同声を失った。
しかし、正気を取り戻したオーブン責任者は、ぶ厚いこげを取り、食べられるであろう部分を救出した。
それは、ちょっとやりすぎたスモークチキンのような味がした。

そして、ちょっと水分の多いビーフシチュー(スープ)を食べ、体を温める。
かなりの冷え込みで、最終的には、上3枚にダウンジャケット、下は2枚にボードウエアと長靴、そしてニット帽という姿になった。

みんなで焚き火を囲み、体を温める。夜空を見上げると、空一面の星
本当に綺麗で、一瞬寒さを忘れる。
薪が無くなったので、テントに入り、シュラフにもぐりこんだ。

朝、7時ごろに目が覚めた。しばらくゴロゴロしてからテントの外に出た。気温は4℃。
空は、雲一つ無く快晴だった。太陽が見えると、なんとなく暖かく感じる。
鳥甲山も、キャンプ場からハッキリと見えた。残念ながら、苗場山は、キャンプ場からは見えなかった。

国道を挟んだキャンプサイトでは、ライダーが2人、撤収をしていた。ライダーの朝は早いのだ。
しばらくすると、猫とビーグルがサイトまで遊びに来た。ビーグルは放し飼いされている。
1匹の猫は人懐っこく、私の後から、ひょこひょことついてくるのだ。かわいい奴だ。

   
  
朝食の準備をしていると、ゴールデン1匹もやってきた。いい匂いがしたのかな?
夕べの残りで朝食を済ませ、ダラダラと撤収にかかった。
そして13:00頃、キャンプ場を後にした。

栃川高原から津南方面に少し戻った所に、“のよさの里”という宿(オートキャンプ場もある)がある。そこのお風呂に入らさせてもらった。(300円)

帰りは、奥志賀林道を通り、奥志賀に抜けた。
車窓ではあったが、奥志賀の紅葉を見ることができた。奥志賀は見ごろで、雑魚川渓谷沿いは、とても綺麗だった。私のベスト3には入る。本当に絵になる風景だった。来年は、車から降りて少し歩いてみたいと思う。

今年最後のキャンプは、晴天で締めくくれて本当に良かった。
キャンプ場自体は、トイレや炊事場が汚い点が良くなかったが、(サイトには犬の爆弾あり)
晴天と紅葉がそれを打ち消してくれた。

来年は、どこに行こうかな。

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秋山郷でキャンプ 1

2004-10-18 | 旅行
週末に、新潟県と長野県にまたがる秋山郷に行ってきた。
今回は、大人4名で車2台。

往路は、上信越道の豊田飯山ICで降り、野沢温泉の脇を通り、新潟県の津南町へ出た。
そこからR405に入り、しばらく行くと秋山郷だ。
山あいの細い道をぐんぐん上って行く。紅葉と行楽日和が重なってか、車は多めだ。

前日の天気予報では、雲一つ無い晴天に恵まれると言っていたのに、朝からずっと薄曇だ。
そのうち雲が取れることを祈りつつ、目的地のキャンプ場を目指す。

秋山郷は、温泉がたくさんある。どれも、少しひなびた感じだが、風情がある。
しかし、それらを通り過ぎ、栃川高原キャンプ場に到着した。

このキャンプ場を管理しているのは、隣にある「ヒュッテひだまり」。
まず、駐車場でビーグル犬に歓迎される。かなり太目でヨチヨチ歩く姿がかわいい。
宿に入ったのだが、呼んでも誰も出て来ない。食堂がやけに騒がしいので覗いてみると、たくさんのお客さんが居た。どうやら兼食堂らしく、昼食のお客さんで賑わっていたのだ。
厨房の方に声をかけると、ご主人らしき人が「後で行くから、好きな所に設営していいよ」とのこと。アバウトな感じが好印象。

玄関に戻ると、3匹の猫がストーブを取り囲んでいた。とりあえず3分ほど猫様と遊ばせてもらう。
外には、ゴールデン2匹とバーニーズ1匹もいた。

このキャンプ場は、道路を挟み、テントサイトとオートキャンプサイトに分かれている。
テントサイトの方が、林間で雰囲気は良いのだが、オートサイトのみ直火可なので、オート側にした。
ただの広い原っぱの様だが、空が抜けていて気持ち良い。他に利用者もいないらしいので、贅沢に土地を使わせてもらう。

一通り設営を終え、まずは乾杯。近くの山は、紅葉が60%という感じだ。このままの寒さが続けば、来週ぐらいから見ごろになるのだろう。

     

なかなか太陽も出ず、寒かったので、早目に夕食の準備にとりかかった。
今回のメニューは、つまみにいつもの炭火焼(今回は七輪)、チーズフォンデュ、ビーフシチュー、そしてメインはスタッフドチキン。今回一緒に行った友人がダッチオーブンを持っているので、それを使用する。そしてその彼が責任を持ってスタッフドチキンの担当となった。

ビーフシチュー担当の私は、予め家で切ってきた材料を煮込む。他の男性陣は、薪拾いだ。
ダッチオーブンを炭火にかけ、シチューも後は温めるだけにして、近くの温泉に行った。
チキン担当の彼は、風邪気味だったので留守番してくれた。

キャンプ場から歩いて1分の所に、浴場がある。ここも“ヒュッテ”が管理している。
古い建物で、知らない人は、ただの小屋としか思わないだろう。
浴槽は扇型で非常に小さく、大人3人でいっぱいになるくらい。洗い場には水道が2つで、そのうち1つがシャワー付だ。しかし、いつまでたってもお湯が出ない。仕方が無いので、そのまま上がった。

戻ると、留守番の彼は、寒さに耐え切れず、焚き火を始めていた。
しばらくすると、お風呂で温まった体も冷えてきたので、徐々に厚着になっていった。
日没の頃には、雲もすっかり晴れていた。

さぁ、チーズフォンデュに行きますかぁ!

(つづく)

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いよいよ明日スタート!

2004-10-15 | 映画・テレビ・演劇
ようやくこの日がやってきた。
明日の深夜0:00からは、待ちに待った「フレンズ」の第10シリーズがスタートする。
あいにく明日は、キャンプに出かけるため、オンタイムでは見ることができないのだが、すでにタイマー予約してある。

実は、フレンズにハマりだしたのは、1年くらい前からなのだ。その前は、興味なかったというか、毛嫌いしていた。
それは、ただの恋愛ドラマだと思っていたからだ。日本で言う所の、いわゆる“トレンディドラマ”タイプのドラマだと思っていたのだ。

あのドロドロした感じ、友達を平気で裏切ったりするような、日本の恋愛ドラマが嫌いだったのだ。
フレンズもその手のドラマだと勝手に思い込んでいた。(だって、男女6人もいたら何かドロドロしたものがありそうでしょ)

しかし、その機会はやってきた。
田舎に引っ越してきて、暇になったというか、時間に余裕が生まれた。
それで、なんとなく、本当になんとなく、何かをしながらフレンズを見たのだ。

まず、今まで激しい思い込みをしていたことを悔やんだ。
友情+恋愛ものだけど、カラッとしている。しかも、コメディタッチではないか・・・。
そして何より、各キャラクターが良い!みんな、愛すべきキャラクターだ。
好きなキャラクターを強いてあげるとすれば、チャンドラーとフィービー。それとフィービーの彼のマイクかな。

それからというもの、フレンズにどっぷりハマってしまった。毎週欠かさずチェックした。
運良く、再放送で“ブラピ”がゲストに来た回も見ることができた。

いよいよ、フレンズ・ファイナル。早く見たいけど、終わってほしくない。
カウントダウンしているようで、少し寂しい。だけど続きが気になる・・・。あぁ複雑。
とりあえず、月曜日は録画のフレンズを見てから1日が始まるだろう。楽しみだ。


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最終予選進出!

2004-10-14 | Weblog
やってくれました日本代表!本当に頼もしい。

日本時間の23:30のキックオフ。試合終了が2:00近くになるため、試合開始になるまで、少し仮眠した。
テレビ放送が始まり、スタジアムに“君が代”が流れ出した頃、私は主人に起こされた。
寝ぼけ眼で、高原と小野がスタメンであることをチェックした。よぉーし。

序盤、日本は押し込まれぎみだった。でも、不思議と安心して観ていられた。
前半30分、相手(オマーン)のパスミスを拾った高原が中央へ持ち込みシュート!おぉぉぉっ!
しかし、GKがそれを弾いた。

徐々に、流れを取り戻してきた日本。高原も調子が良さそうだ。開始46分、前半終了。

後半開始7分、その時がきた。
左を抜け出した中村俊輔が、巧みな突破で折り返し、後ろから飛び込んだ鈴木が頭で合わせ先制した。
深夜、歓声が日本中に響き渡ったであろう瞬間だ。
その数分後、高原がゴール正面からシュートを放つも、GKが弾いてクリア。
うぅー、高原のゴールが見たーい!

そして、そのまた数分後に、オマーンからのロングボールを、エリア中央へ飛び出した川口がFWと交錯し、こぼれ球を拾ったオマーン選手がシュート。しかし、ゴールには田中が構えてる・・・。守れっ!
田中は見事に胸で防ぎ、戻った川口がキャッチした。さすがに、ハッとした瞬間だった。

後半開始20分頃に、ジーコ監督の通訳が審判から退席を命じられるハプニングが起きた。
主審の判定に抗議したためだとか。
しかし、それにも動じず、三都主に指示を伝達するなどして、ピンチをしのいだ。

そして後半49分、試合終了。日本が最終予選進出を決めた!
いやぁ、苦しい試合だったが、がんばってくれました。本当に頼もしい。

故障中の選手は、それを完治して、万全の体調で最終予選に挑んでほしいと思う。怪我人が多すぎる・・・。

最終予選では、高原のシュートが見たい。がんばれ高原!がんばれ日本!



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キャンプで遭遇!?

2004-10-13 | Weblog
オーストラリアでキャンプをしていた人が、ワニに襲われたそうだ。

ワニは、テントの中にいた34歳の男性に噛み付き、テントから引きずり出そうとしていた。
それを目撃した60代の女性が、その上にジャンプして阻止しようとして、怪我を負った。
そのワニは、別のキャンパーに撃たれて死んだそうだ。

襲われた男性も女性も、容態は安定しているとのこと。
テントにはその男性の赤ちゃんも寝ていたそうだ。

キャンプ場でワニに襲われるなんて、日本じゃ考えられない。
しかし、連日の熊出没ニュースを見ると、少々不安になってくる。
山中ならともかく、人里にも現れたとなると、確率的にはキャンプ場にも現れてもおかしくない。

北米でキャンプをする時は、クマよけのために、食料はテント内に持ちこまないとか、木の上などの高い所に吊るしておくなどの暗黙のルールがある。
先日、友人がユーコン川をキャンプしながらカヌーで下った時に、クマに遭遇したと言っていた。
大きいグリズリーだったので、かなり焦ったと言っていた。

日本もそのうち、そんな状況になってしまうのだろうか。

週末にキャンプに行く予定なのだが、前に国道が走っているが、山深い所なので少し心配。
しかも、その時期は、キャンプする人がほとんどいないとのこと・・・。
うーむ・・・。


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アルバム(紅葉の白駒池)

2004-10-13 | 旅行
紅葉の白駒池のスナップをUPしました。→こちらからどうぞ。
(10月31日まで公開中です!)
※アルバムは、11月1日をもって削除させていただきました。ありがとうございました。

レポートは、こちらです。
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紅葉を見に

2004-10-12 | 旅行
昨日の体育の日、ふらっと長野県の白駒池に行ってきた。

先週の水曜日に、夜のニュースで見頃をむかえていると言っていたので、週末に行こうと思っていた。
3連休だと、大混雑が予想される。ということで、連休の最終日の午後に行くことにした。

昼食用の食料と、おやつ、バーナーをザックに積み、10:20頃に出発した。
天気がスゴク良かったので、高めのテンションでのドライブとなった。

途中、白樺湖付近で雨にあった。八ヶ岳方面も雲がかかっている。
そして、一気にテンションも下がる・・・。

いや、峠を越えれば天気もかわってくるはず!と気を取り直し、蓼科に入った。
やはり、観光地だけあって、たくさんの人だ。いろんな県のナンバーの車が走っている。
峠道では、慣れない運転(!?)で苦戦している車が多い。そして、ディーゼル車は黒煙を撒き散らしている・・・。

途中で、ノロノロ黒煙撒き散らし号は、自分の車が渋滞を引き起こしているのに気づき、ようやく道を譲ってくれた。
そして、やっと麦草峠の駐車場に到着した。予定到着時間を20分近く過ぎてしまった。

ここの駐車場も満車だった。今回は渋滞を見越して、ジムニーで行ったので、少しのスペースでも楽々駐車が可能だ。・・・と思っていた。
しかしだ。今回はそんなスペースもなかったのだ。さすが3連休・・・参りました。

が、しかしだ!12:00をまわっていたので、運良く、帰る人もポツポツ現れた。
そして5分待ちで、無事に駐車することができた。

この駐車場(無料)から白駒池までは、35分ほど歩く。
白駒池入口の駐車場(こちらは有料)からだと、15分で行ける。
最初の20分は、笹の中の、木の根の多い道を歩く。残りの15分は、砂利道(参道のような)だ。

白駒池近くになると、やはり人が多い。まさに、観光地といった感じだ。
しかし、人が多く集まるだけあって、紅葉はとてもキレイだ。
カメラマンも大勢いる。三脚を立て、カメラを構えてジッとしている。太陽待ちだ。
私は、コンパクトカメラしか持ってこなかったので、そんなことも気にせず、パシャパシャ撮った。

お腹が空いたので、青苔荘前の休憩用テーブルで、ランチにすることにした。
じっとしていると寒く、手も冷たくなってきたので、スープで体を温めた。
だんだんと雲が多くなってきたので、池の周りを一周して帰ることにした。

池の周りは、苔の生えた岩がゴロゴロした所に、木を渡してあるような道だ。
もののけ姫の“こだま”が出てきそうな雰囲気だった。
土曜日の台風で、まだ道が完全に乾いていないため、木道にも泥がついていたりして、スリッピーで怖かった。(一回コケた)
団体客も多く、木道ですれ違うのに道を譲ると、だいぶ待たせれてしまうのがつらかった。
しかも、おばあちゃんが多くて大変。
やはり、一般観光客の多く集まる所は、性に合わないかも・・・。

帰り道は、白駒池の駐車場から国道を歩いて行くことにした。
ここの駐車場は、まだまだ混雑していた。女性トイレは、長蛇の列・・・。
付近は、駐車待ちの車と、帰りの車で渋滞している。それを尻目に、渋滞とは逆方向に歩いた。

麦草峠の駐車場は、閑散としていた。流れる空気も、心なしか冷たく感じる。

白駒池の紅葉は、規模が小さいが、赤色がとてもキレイだ。その紅葉が、湖面に映った感じもキレイだった。
でも、感動するほどでもなかったかな・・・。

今度の週末は、今シーズン最後のキャンプに行く予定なのだが、運良く紅葉していることを期待している。


コメント
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