田中豊美さんのグループ展
DARWIN VIENT「自然の生命を描く12人展」の案内が届きました。
文房堂神田本店4Fギャラリー(東京千代田区神田神保町1-21-1)
10月4日(水)~10日(火)まで(10:00~18:30)
*初日は14:00開場、最終日は17:00まで。
グループの皆さんの紹介を読むとどなたもすごい経歴です。…
田中さんの紹介欄は、
ポスターの田中さんの絵は 「ライオン」
「ライオンは苦手なんだけど」とおっしゃって見えたけれど、
よくTVで見るサファリのライオン家族、この絵を見てみたいものです。
田中さんの作品はサイズが大きいため5点ほどの展示になるそうです。
額のサイズ合わせなど準備にお忙しそうですが、
展覧会前のワクワクした喜びが電話の向こうから伝わってきます。
今月発刊された「かがくのとも」の付録になった「ネコのなかまたち」の原画も出展されます。
この付録はB3サイズほどなのですが、原画は少し大きいそうです。
この絵を見た時、16頭の動物がびっしり配置よく並んでいるので、
個々に描いたものを張り合わせていると思っていました。
でも、一枚の絵として描いた作品だったのです。
図鑑や書籍の絵は動物学者さんと打ち合わせながらの制作、
「イリオモテヤマネコの顔の色、ライオンの筋肉・・・」
いろんな指摘に対応する苦労話をお聞きした後に見る動物たちは、
これまでと違って見えますね。
田中さんとはいつもこんな話で電話が長くなってしまいます。
遠い故郷からこの展覧会が、たくさんの人に喜んでいただけることを祈っています。
昨年の今ごろは、わが町に田中さんの絵画をお願いした頃でしょうか。
すごく遠い日のような、ついこの間のことのような・・・
懐かしく思い返しています。
この秋は田中さんを故郷にお招きする計画をしていたのですが、
体調などのこともあり実現しませんでした。
いつかまたこの町で田中さん本人から、
描かれた動物のお話を聞ける日が訪れることを願っています。