「この銀杏は珍しいオハツキ銀杏だよ」
空一杯に枝葉を伸ばし、見事にそびえる銀杏は母の自慢でした。
母の実家近くの旧三養小学校跡地(多気町土屋)です。
何度も母から話に聞いた「オハツキイチョウ」
でも葉っぱに実がつく様子は見たことがなかったのです。
夏休み、冬休み、母の実家で過ごしていたけれど
実のつく季節ではなかったし、そんなに関心もなかったのです。
彼岸のお墓参り、大きい銀杏が墓地から見えたので覗きに行ってみました。
色づいた大きいギンナンが鈴なりです。
でも、いくら探してもオハツキは見つかりません。
地面に落ちた実を探しても丸々太った実ばかり。
長居はギンナン泥棒に疑われそうなので引き上げました。
昨年1月のことですが、母の忌明けにもここを訪れました。
母の言葉を思い出し、枯れた落ち葉の中でオハツキを探したのです。
見つけられなくて、乾いたギンナンを5粒拾って帰りました。
小さい鉢の中に芽を出し育っている銀杏3本です。
オハツキ銀杏のドナーを引き継いでいるのでしょうか?
それよりも、この銀杏何処に植えればいいのでしょうか?
今日9月25日は母の誕生日です。
お母様の思い出が増してきますね
銀杏
立派立派
大きな大木から見下ろされる日を夢見て
思い出は尽きませんね
お葉付イチョウ
珍しい木のようですね
葉っぱについた実、見てみたいですね。
銀杏か降ってくるので、ゆっくり探せませんでした。
母が子供の頃からある銀杏、
大きく立派です。