市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

介護認定審査会委員になりました。

2013-04-21 | 高齢者
今日は連続投稿です(笑)。
個人的な勉強会なのですが、介護認定審査会委員の新規研修に参加しました。

千葉市教育会館にて


まず、介護保険の認定の流れを簡単に説明しますね。
介護保険のサービスを受けるためには、まず申請をすると、調査員の調査が入ります。
その調査の結果と主治医の判断をコンピューターにかけ、
非認定、要支援1、2、要介護1~5までの区分のいずれかの1次判定が下されます。

審査会委員は、その一次判定の結果と調査の特記事項、主治医の意見書をもとに、総合的に判断し、話し合って最終的な判定を下す役割を務めます。

委員は、医師、薬剤師、看護師、作業療法士などなど、いわゆる専門職の人々で構成されています。職能団体から推薦を受けて市長が任命するという感じです。私も、所属する薬剤師会から要請があり、喜んでお引き受けしました。

市原市では、56人の委員が14のグループに分かれて一年間で新規・更新合わせて約1万件の申請に対応しています。従って、1回の会議で約35件分もの判定を下さなければなりません。
実は先日、すでに第1回目の審査会が開かれたのですが、会議はちゃっちゃっと手際よく進められ、新人の私は書類を目で追うのが精一杯でした・・・。
でも、ちゃっちゃっと進めながらも、コンピューターの判定を覆して介護度を上げたり下げたりするケースはざらにありました。
個々の書類は数日前に委員の自宅に届けられるので、事前にチェックされていることに加え、ベテランになると、書類上の注意ポイントを素早く見抜けるようになるんですね。

介護保険の勉強にもなるし、好奇心もあって気軽に引き受けたものの、正直これは大変!と感じました。
何しろマスターしなければならない項目はてんこ盛り。かといって自分の判断がお年寄りやその家族の生活を大きく左右するかもしれないと思うと、おろそかにはできません。

でも、薬剤師として病院に勤務していたこと、自閉症の子を育てたことは、大いに役に立つのではないかと思っています(自閉症と認知症、似ている症状多し!)。
頭で判断することに加えて、実感で判断できそうです。

とにかく、一日も早く慣れなくちゃ~!(>_<)

作りすぎたハコモノ、これからどうする?

2013-04-21 | イベント
ここ3日ほど、冬に逆戻りしたような寒さでしたねー。
もうじきゴールデンウイークなのに!?

でも、日々アツい活動は続いています(笑)

昨日は、私が個人的にもとても楽しみにしていた講演会、
ハコモノが市の財政を脅かす」。
お話しいただいたのは、神奈川県秦野市の職員、志村高史さんです。
内容については、以前ブログでも告知したので、ぜひクリックしてみて下さい。
今年1月に都内で開かれた講演会に参加した時、主題・話術ともにあまりに素晴らしくて、
「これは市原の人たちにもぜひ聞かせたい!」
と思い、実現させたものです。



市民、行政職員、議員、それぞれの立場の方にバランスよく参加していただいて、なかなか珍しい雰囲気の集まりになりました。これからは、こういう機会がもっとたくさんあってもいいですね(^^)

昨日はバタバタしていたのでまだ反応を拾っていないのですが、私が初めて志村さんの講演を聞いた時の思いを、参加者の皆さんも共有していただけたとしたら、嬉しい限りです。



公共施設の更新は古くて新しい問題ですが、これ以上逃げている時間はありません。
志村さんには、工夫次第では市民の利便性がかえって向上するという希望も示していただきました。
この講演が、市原市での取り組みの後押しになることを強く願っています。

皆さんの応援が励みになっています


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