市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

アート×ミックス開幕に向かって

2014-01-08 | 観光
3月21日から52日間にわたって開催される「中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス」まで、あと2か月ちょっと。
今日はその制作状況を取材するために、現地を訪れました。

アート×ミックスでは、廃校や小湊鉄道の活用が大きな目玉とされています。
私たちがまず訪ねたのは、そんな廃校の一つである旧内田小学校
昭和3年に建築された、市内に現存する最後の木造校舎です。


現在は、卒業生を中心とした市民有志がこの校舎を借り、「内田未来楽校・報徳の会」を立ち上げ、地域交流の拠点として活用しています。




廊下の突き当たりには、超巨大なかまどが!!大興奮の(?)倉益議員。


この旧内田小学校では、2名のアーティストによるプロジェクトが展開されます。
案内してくださった報徳の会のお二人が手にしているのは、いったい何でしょう?


答えは何と、Tシャツを樹脂で固めて作ったランプシェード!そして、背後の壁一面に張り巡らされているのは・・・
よく見ると針金ハンガーではないですか!



何だか面白そうですが、これだけでは今一つ分かりませんね(^_^;)。
築86年のこの超レトロな木造校舎が、3月までにどんなアートスペースに生まれ変わるのか・・・
その輪郭が明らかになるのは、まだもう少し先のようです。


さて、次にもう1か所訪れたのは、昨年4月に開校したばかりの小中一貫校、加茂学園


ちなみに、一貫校の「8年生」は、中学2年生にあたります(^^)


校内では、ちょうど全校の児童生徒たちが、横浜からいらしたアーティスト・開発好明氏の指導の下、作品制作に取り組んでいました。
作品は、7色・7種類の動物をモチーフとした「かかし」。小湊鉄道の7つの駅にそれぞれ設置されます。
初めは仲が悪かった7種の動物たちが、最後には互いに融和し、虹が完成するというストーリーが、小湊鉄道を舞台に展開します。
観光客は、小湊鉄道で各駅を通過しながらそのストーリーを味わう、という仕掛けのようです。

それぞれの教室で、子供たち自身の発想によって作られていくかかしたち。
材料は、資源回収などで地域の家庭から集められた布などを利用しています。






武道館で取り組まれていたのは、かかしの背景づくり。


小1~4年生は、手でペタペタと虹の絵を描いていました。これは面白そう!


子どもたちの各々の作業が、完成すれば鉄道を舞台に一つの壮大な作品となる・・・。
彼らにとって、実に夢のある貴重な体験学習ですね。


今日の取材は、議会内のプロジェクトチーム・広報班のメンバー4名で訪れました。
2月発行予定の「議会だより」に、私たち広報班が編集した記事が掲載されますので、そちらもお楽しみに(^^)。

校長室にて。
左から、高山校長先生、私、開発氏、倉益議員、水野議員、吉田議員。


開発さん、市原市の印象は?
「いや~、本当にゴルフ場が多いですね~」

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